「地球一周の旅プロジェクト」沖縄

僕らが学生の頃というのは、海外へ渡航する人で溢れていました。

本当に素晴らしいぐらいの数でした。



バブルの絶頂期でしたからね。僕自身もピーク時ではなかったのですが、

でもその余韻はありました。

海外に行っては、ブランドものの買い物をして、両手に抱えきれないぐらいの買い物

をして帰って来る人がわんさかだったのです。



一応、こんな僕にもバブルの恩恵を受けていることもあったのです。

今ではすっかり、そんなこともなくなり、どちらかというと

「スピリット オブ ビンボー」の塊です。笑



間違いなくこの１０年で日本人の買い物のスタイルが変わりました。

とくに海外ともなれば、もっとその変化が顕著に現れてきたのです。

大きな違いは、「クオリティーのいいものを選んで買う」ようになりました。

昔は海外でかうということにステイタスを感じていたようで、それだけに酔って

しまっていたように思います。





by tore_urnes"London Souvenirs"on Flickr's CC




今では、安く且つクオリティーのいいものを！というふうになってきたのです。

僕ら的には良い傾向だと思っています。



実際にこのブログでもみなさんにそういうものを紹介していますからね。



時代の流れに上手く乗っているつもりであります。笑



逆にいうと日本人が海外で相手にされていないということも出て来ました。

以前は、観光地のお土産屋さん、ブランドショップなどでは日本人のお客さんを

取ろうとお店の人も必死で、日本語が使えるスタッフを雇ったりしていたのですが、

最近はそうでもなくなってきました。



むしろ多いのは、中国語や韓国語ができるスタッフが増えて来たのです。

世界の人口からいうと、次はインドなのですが、でも、インドは英語ができるので、

問題ありません。



なので、この２つということになったのです。



実際にみなさんも海外のお店でどの言葉を使っているスタッフがいるか確かめてみて

ください。

観光地などではとくにその傾向が多く見られます。



日本人が買わなくなったのではありません。

日本人がなんでもかんでも買わなくなったのです。

それに対して中国人のみなさんが電化製品のコーナーに行き、日本製のものをバンバン

買うのをみることができると思います。



世界中のお土産屋さんなどは常に世界情勢に敏感です。ある意味とても小さなワールド

ワイドなのです。

さすが経営者ですよね？そうでもやって行かないとうまくやれないのかもしれません。



むしろ日本人は現地でしか買えないもの、商品の価値というよりはそれに付いてくる

エピソードの価値に比重がいっているような気がします。



例えば、お店の人と散々交渉したあげく、やっとの思いで買ったもの。

思い出になったからこれはとても大事といいうようなニュアンスで買い物をしたがって

いるような気がするのです。



そういうことを見ていると、やっぱり時代は移り変わって来ているんだな。

と思うわけです。

経済的なものもあると思うのですが、少しづつ変わって来ているのは価値感の多様化が

進んでいるということでもあると思うのです。



とても良い時代に来ています。



僕らがここで提案している旅のスタイルも多様化が生んだものだと思っています。

なので自分にあったものを見つけることが出来ると思います。



ツアーから個人旅行までどんな旅にでも応用できるようなテクニックをみなさんに伝授

していきますよ。



おっと、日本人は買い物好きか？ということでしたよね？

面白いことに買い方と買い物は変わったのに、帰国直前にお世話になっている場所など

にお土産を楽しそうに買っているのをみると、やっぱり好きなのかもしれません。

義理だといいながらとても楽しそうなのです。笑