手巻き寿司の魔力

「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守

2009年06月08日 07:00

僕らが海外へ行った時に外国の人たちと料理を通して交流するというのは、

前にも触れたと思うのですが、これは楽し過ぎてやめられません。

みなさんも是非、楽しんでみて下さい。きっと楽しいですよ。



旅行中にそんなことが出来るのですか?と言われるのですが、共用のキッチンが備え

られている場所であれば、お互い料理することが必然的に共有されていくので、宿泊

先をそういう場所にしてもいいと思います。ホステルというジャンルにもありますが、

最近ではコンドミニアムタイプのものもあり、キッチンの共用スペースがあったりす

るのです。



その交流時に外国の人たちにとても人気なものがあります。

もう想像つきますよね?日本人と言えば、「◯◯」。そう寿司です。





by kawanet"Temaki Sushi Home Party"on Flickr's CC




しかし!ここで問題があります。

果たしてあれだけの生の魚をどうやって手にいれるのでしょうか?大問題です。

日本でならまだしも海外であの数の生の魚を手に入れるというのは結構大変なものが

あります。

でも、外国の人たちは「寿司」と一旦耳に入ると、言っても聞かなくなります。

つまりそのぐらい寿司人気は不動のものなのです。



そこで!予算的にもとてもよく、見栄えのいいもの、そして日本のアートを感じて

もらえるものの登場です。



そう、「巻き寿司」なんですね〜。

なるだけ新鮮な野菜を使い、色とりどりであり、かつセルフでその場で作ってしまう

というなんとも即興的な料理がとても日本的なのです。

しかも、「寿司」を食べているということで彼らの心を満たすことができるのです。

「信じられない。高級なものを食べた!」と言ってくれるのです。

実はとても低予算なのにね。



あのトッピングの色、幅の広さがそう思わせるのでしょう。

僕らも何度外国人のお客さんを「巻き寿司」で、おもてなししただろうか?

隠し味が意外と大事です。ノリは韓国海苔を使うことです。そして胡麻風味にすること

でより和風な感じを出すことができるのです。



さぁ、みなさんも「手巻き寿司」でエンジョイ!