紙ワイン inイタリア

「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守

2009年07月10日 07:00

海外で買い物をしていると、とても不思議なものを見ることができます。

しかも、それは日本で考える範囲をはるかに超えてしまうものばかりです。

ふいを付かれたように、いい期待の裏切られ方をしてしまいます。



ヨーロッパや南米などもそうですが、イタリアなどでは紙のパックに入った

いいワインが売られているのです!



ということは、そのワインはビンに入っていないので、開封すると飲みきらないと

いけないのです。キープも出来ないということになりますよね?笑

それぐらい生活に根ざしているのです。少なくても僕はそう思います。



これがまた普通のジュースと間違えるんです。

僕ら日本人の感覚だと、紙パックに入っている物は新鮮なうちに早めに飲みきら

ないといけないもの。という印象がありますよね?

つまり、長くおかないものということになります。





by Heartilly"Stanley Wine".on Flickr's CC




そこで、イタリアに住む友人に聞いてみました。



「そうよ。ワインは水みたいなものよ。サイクルが早いわよ。それが何か?」



という答えが返ってきました。らしい応え方ですね。

ある意味とても嬉しくなりました。ビールが水みたいな位置づけだという話は

聞いたことがありますが、さすがにワインがね?

そこまでワインが生活に根ざしているとは思いもしませんでした。



フランスの地下鉄で飲みながら電車を待っている人も見かけましたが、

でもそれは帰る家がない人達のスタイルだと説明を受けました。

それに対して、イタリアがワインを生活の一部にキレイにとけ込ませたのです。



料理にうまくとけ込んでいますからね。無理もないと思います。

オーストラリアにもあるのですが、、、そこまでではないですよね?



既成概念が打ち砕かれるのって面白いです。

あの打ち砕かれたときのあのショック。だから旅は辞められないような気がします。



ただが紙パック、されど紙パック。そこから見える異文化が僕らの旅心に

火をつけるのかもしれません。笑