台北101が
あのですね。僕はどこか台湾を下に見ていたかもしれません。
すみません。台湾のみなさん。本当に申し訳ありません。
世界一のタワー。どちらかというと初めて見た時は、
「もうそういう時代は終わったんだよなぁ〜」と思ったのです。
どうしてこんなに高いビルを?と思い。ただ世界中のみなさんに見せつけたい
だけじゃないの?って思ってしまったのです。
でも、今回台湾の歴史を少しかじって渡航しました。
それがよかったのかもしれません。台湾はこれまでいくつかの国に統治されて
きました。押さえ込まれもしました。そして今もとても複雑な立場にあります。
若干、孤立しているような雰囲気もあり、でも確かな経済成長を成し遂げてきたのです。
その象徴が101だと僕は解釈したのです。台北市内ならどこからでも見える世界一の
タワー。台湾の人はみんなあのタワーを誇りに生きているんだと思うと、ただの高い
タワーと言ってはいられません。
by NanakoT"台北市夜景"on Flickr's CC
誰かに認めてほしいと思う気持ちがあるのかもしれません。
観光ガイドブックに載っているタダのスポットです。
でも、そんなことを考えながら、高速エレベーターで頂上までいき、星を敷き詰めた
ような光、夜景を見た時には涙が出て来ました。
台湾が高度な技術を集結させた形なのです。そこには日本の技術もありますが、
彼らが日本を思う気持ちが吸収さてれいるというふうに解釈してもいいと思います。
そうやって高速エレベーターに乗ると、また格別なのかもしれません。
みなさんも是非、台北101に行ってみてください。
お薦めは夕方から夜ですね。
台北市内からタクシーで180NTDです。日本円にして600円以内。
入場料も400NTD。1200円であのストーリーと夜景は決して悪くない
ドキュメンタリーだと思います。
その地域を知れば知るほど旅が楽しくなるといいますが、ホントにそうですね。
知っているつもりでしたが、やっぱり体験しないと思い出すのに時間がかかります。
これからももっといろんなことを知って旅をしたいなと思いました。