地球一周の旅をする皆さんへ僕が必ず言うことがあります。
「一周は旅じゃない、むしろ生活だ」です。
サバイバルナイフを持ち歩くのはハードルが高いですよね?
中には眉用のハサミも取りあげられることもあり、次々に生活に必要なものが自分の
目の前から姿を消し、「さてどうする?」というところから乗り越えていかないと
いけないことがあるのです。
入国審査でのことなので、一応、公共施設。なんとかなることもあります。
ですが、あそこまで日本で当たり前だと思っていたことが、当たり前でなくなると、
不安要素も満載になりますよ。
そして、それのほとんどが生活用品なので、やっぱり現地調達ということになり、
日用雑貨屋に行って眉用ハサミを買おうもんなら、クオリティーの低いものが出て
来て、とても残念な気持ちになります。同時に質の低さに我慢しないといけなくなり、
ますます「生きていかないと!」というふうに目標が旅から生活へと変わって
いくのです。
by laszlo-photo"Pampered Pooches"on Flickr's CC
そのせいか?写真を撮ることを忘れてしまうんですよね。
生活をしていくからです。しかも生きるのに精一杯。旅行ではないですから、
目の前に写る物は全て心に焼き付けようとするのです。
あと、生活していると実感するのはやっぱり、洗濯物を早いサイクルで回さないと
いけないという現実を目の当たりにしたときでしょう。
結構、現実的になります。
宿のベット横で洗濯物が干されているときに、横になって現実的になることがあります。
その風景を写真に撮りたいですけどね。女性たちだけが宿泊している部屋では、
なおさらだそうですよ。笑
ランドリー代が各国によって代金も変わってきます。上手く洗濯ものを回さないと、
リュックの頭部に干すことになるので、気を遣いますよね?
湿気の覆い国にいくと、生活感が非情に出てきます。笑
そんなことを踏まえ、明日は何を食べていくかを考えていると、
まさに生活していくといってもいいと思います。
地球一周の旅は意外と生活に追われるのです。
日本にいるよりも、生活染みるかもしれません。