ネットは地獄か天国か

「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守

2010年05月18日 15:00

これまで旅に関わる活動を何年かしてきたのですが、最近つくづく思うことが
ありますね。

ネットです。ネット。

パソコン嫌いだった僕がここまでどっぷり漬かるほど、ネットは欠かせないものに
なったのです。
ブログを通して、出逢った人に
「いったいそんなに情報をどこから集めてきているのですか?」
というふうに聞かれて、「気がついたら、ネット命。ん〜そうだった」と、
ふと思ったのです。

僕の尊敬する先輩が英語、中国語、日本語を操り仕事を見つけているのを傍で
みていて、ツールとして使われていたのがネットだったんですね。
3ヶ国語を使うわけですから、それはそれは彼の情報源というものは半端じゃない
のです。


by rudolf_schuba"Mac live Expo 2007 K_ouml"on Flickr's CC

よし、それなら!と旅部門で、僕はそういう人になればいいんだ!と勝手に解釈し、
無我夢中で集めたのです。気になって夜中も飛び起き、あの情報はどうなった?
この情報はどうするべき?と考えているうちに現在になったのです。

具体的にいうと、安い航空券を探す。いい観光地、穴場を見つける。
リーズナブルだけど良いホテルを探す。ということになるのですが、
ただ載っている情報を追いかけていては資本主義経済のいいところでもある悪い
ところの罠にはまってしまい、よくある情報を得てしまうということになるのです。

僕にその視点を与えてくれたのは、地球一周をした時に知り合った社会主義の国の
友達でした。
いいところはどんどん吸収して、持ち帰ることをテーマにしていた僕は、まさに
それを持ち帰ろうと思ったのです。

商業ベースにしかのっていない情報にいかに僕ら日本人が踊らされているかも
分かったと同時に、人がどれだけそれに左右されない情報を持ち寄ってくれるか
ということが分かったのです。

キーワードは「人」だったんですね。

情報を追いかけていて見つかったもの、見つけた答えは「人」でした。

もっと分かりやすくいうと、安い航空券を探していたら、安くもあるけど、
価値のある時期に飛べたり、
その安さにプラスして楽しみを二倍にできる人たちとの出会いがあったのです。

とても手前味噌ないい方ですけどね。
ネットは情報が溢れている宝の箱みたいなものです。
でも、それをどういうふうに価値のあるものにしていくかは「人」なのです。

人がいるからこそ、価値を生み出してくれるわけです。

僕は今、200カ国130万人の旅好きな人たちが持つ情報に支えられて生きています。
あ、失礼、そのモチベーションの高い人たちに支えられて生きています。

僕が今日以降発信していく「台湾〜マレーシア間片道 2970円(税込み、燃油費込み)」
という情報もすべて彼らのおかげです。(ちなみにこれは今朝4時の情報)

どのように情報を集めていくのか、どうやって人とつながっていくのか?は
僕が活動するあらゆるところでみなさんに伝えていきたいと思います。

やっぱりきちんと誤解のないように伝えたいので、直にお会いして話していきたいと
思います。

そうそう。その話を聞いた後、みなさんも世界中の人とつながっていくことになると
思うのですが、
ネットに向かって座り続けることになりますよ。

そういう意味では地獄。笑

でも、視野が広がって、グローバルな視点を持ったときには、天国が待っているはずです。