2009年06月02日

ともだち詐欺

なんだか最近の日本でもありそうなタイトルですが、旅行に行くとたくさんいます。

どの国にいっても「ともだち」と言って、人を欺く人がいます。



街や市場などで知り合い、仲良くなっていたかと思ったら、ただ飯食われて逃げられた

ということや、宿で知り合い、同じ旅行者だから大丈夫だと思っていたら持ち物をやら

れた。ということなど、人を一旦信用させておいて、そこから欺くというなんとも残念

な詐欺が多いのです。



まぁ、注意するポイントはあります。やたら日本語が上手だったり、フレンドリー

なのもそうです。都合のいい魅力をもっている人もそうです。上流階級の人だといって、

とても素晴らしい英語で相手をしてる。ということにも注意が必要です。



でも、それを言っていたら誰とも話すことができません。ましてや友達になるなんて

もってのほかです。



ともだち詐欺

by bradleyolin "Goat Silhouettes" on Flickr's CC



そこで僕が考えるようにしていることがあります。

これは旅をするようになってから考えるようになりました。

「詐欺も含めて友達だ」という考えです。(笑) かなり斬新。。。

いや、騙されるのは嬉しくないですよ。でも、これほど残念なことはないですよね?

相手が自分に対して欺く行為をした。自分がその程度の人間だと思われた。

そういうことで騙される人間だと思われた。本当に残念です。



でも、この地球には本当にたくさんの人がいます。それで生活がなりたってしまう国も

あるわけです。それを考えると、確かに騙されてはいますが、それだけで繋がれる可能性

を失うというのはとても残念な気がするのです。



ひとつだけ心がけていることがあります。それは被害、被害額を押さえるということに

しています。命を取ろうする人からは離れるようにしています。

それは最低ラインです。



南米で、自分が持っている貴重品を敢えて現地の人に預けたことがあります。

もちろん被害は覚悟でです。パスポートだけは残しました。その彼とは今でも仲良くやっ

ています。仕事も一緒にやれるぐらいお互いに信頼が生まれたのです。壁を乗り越えた

信頼。最高です。












Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00