2009年06月16日

「の」の秘密

日本をこよなく愛する東南アジアの人たちの間では、やっぱり日本はよく言われて

います。

「世界一の技術国」「キレイな国」褒め言葉としてはもう最高峰なものが並びます。

僕らの周りにいる外国人の友達もそんなふうに言ってくれるので、とても嬉しい

ですね。これまで日本を支えてくれた人に感謝ですね。



そんな日本のイメージ。商売に目がない外国の人たちが放っておく訳がありません。

どうにかしてその日本の高品質な感じに便乗したいのです。

自分の国で作っているけども、でも日本っぽい感じが出したい。

でも「made in Japan」と書く訳にもいきません。



「の」の秘密

by darkensiva"Nightfall of Taipei"on Flickr's CC




そこで出て来るのが、日本語の「の」です。

以前、香港のお店や台湾のコンビニで、商品名に「◯◯の◯◯」と名付け、

購買意欲をあおるという話をしましたよね?

まさにそれです。最近は商品名だけに留まらず、お店の名前などにも使われる

ようになりました。



「鈴木さんの紅茶専門店」あ〜ありそう。ありそう。

如何にも日本人経営者が出て来て、「こんにちは」と言ってくれそうですが、

全くをもってそんなことがありません。むしろ、「スズキ?オミセのナマエネ。コレ」

と答えてくるのが普通と言っても言い過ぎではないと思います。



そう言えば、ニュージーランドにもありましたね。「やっぱり、日本のカツ」という

お店がありました。店員は全て韓国人。思わず入って行った僕らは面食らった感じ

でした。



日本ブランド。みなさん憧れるんですね?



台湾の「茶芸館」にはこれまたとても興味深いものがあります。

トイレの入り口を覗いて見てください。

「女子トイレ」ではなく「女の便所」とあります。



いくら日本ブランドが欲しいからといって、こんなんでは。。。。。

みなさんも英語の「of」を乱用していませんか?気をつけましょう。











Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00