2009年10月29日

バター茶で溺れる

現地のマナーをしらないと大変なことになるのです。

それはいうまでもありませんよね?

チベットに行かれたことのある人は分かると思うのですが、お寺なんかに行くと、

おもてなしの意味も込めて、バター茶を注がれます。



異国情緒溢れる瞬間です。

とても気持ちがいいものです。並々と注がれたバター茶。

そして、丁寧な対応をしてくれる僧侶さんたち。あまりに丁寧すぎて、僕らも思わず

無礼のない対応と思い。そそがれたバター茶を飲み干します。

すると、向こうはまた注いできます。

無礼のないように飲み干します。

またまた注いてくる僧侶さんたち。

エンドレス。



繰り返してしまいます。しかもバター茶。

バターを繰り返すということは生活習慣病。笑

そんな冗談はおいといて。笑



バター茶で溺れる

by preetamrai"tibetan butter tea"on Flickr' CC




これこそ、カルチャーギャップなんですね。僕らは「飲み干す=おかわり」では

ないんです。

でも、向こうはそういうふうに受け取ります。



バター茶で溺れるとこでしたよ。ほんとに。

まぁ、さすがに向こうも後で分かってくれますけど、それを知るまでの間はバター

地獄と化するのです。笑



でもね。これが楽しいんですよね?

旅をしているとそういうことばかりです。異文化な出来事というのは僕らの

価値観を多様化させてくれます。



これまで信じていたことが雪崩のように崩れていくわけです。

そこに新しい価値観が生まれる。もともと持っていたものとの違いを比較しながら、

良い物を採用していく。



コスモポリタンな生き方というのは、本当に楽しいです。

普段の生活のなかにあるコスモなものというのも見つけると楽しいですよね?



今日も楽しく生きましょう。











Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00