2009年12月07日

ハプニングスリ

海外旅行の際にもっとも多い犯罪。コソドロ。そしてスリ。

言葉だけを聞くと、なんとなく簡単に防げそうですが、なかなかそうはいかない

のがこのコソドロなのです。



私たち日本ではこういう類いの犯罪はあまり数が多くないことから、僕らを困らせて

しまいます。

非情に心理戦なことが多いので、前もって心しておくことがとても重要になります。



心のどこかに留めておくことが防犯に繋がるといっても言い過ぎではありません。

どういう隙をついてくるのか?これがとても匠なんですね。

例えば、エスカレーター前。エスカレーターに乗り始めた辺りでドタドタと転ぶ人が

います。事故勃発という印象を与えますが、事故ではありません。

むしろ事件です。



ハプニングスリ

by Bill Ward's Brickpile"Escalator Crowd"on Flickr's CC




その周辺は騒然となります。そこがとても重要です。

人は事故が起こったとそこに気を取られますが、実はそこが問題なんですね。

その騒然とした時に、転んだものとは別に、ハプニング状態に陥った人の荷物から

スリを働くものがいるのです。



犯人組は2、3人。グルなわけです。



なんともドリフ的なニュアンスがありますが、そのスピードが世界的な早さなのです。

国際大会にして素早さを競い合いたいぐらいです。笑



あっという間の犯行。すられたことも気づかせないといのが彼らの鉄則です。

僕ら日本人ってそういう状態にとても弱いんですよね。

国防に似ています。もしかしたら、世界で一番温床で生活している人種なのでは

ないでしょうか?



日本で後ろを気にしたり、グルではないか?と疑うことって少ないですよね?

長旅から帰国したときに、後ろを気にしないでよくなることになったときに、

妙な開放感を感じるのは、それだけあなたが防犯に力を注いでいたということに

なります。



本当にちょっとした隙です。日本にいる間にその隙になりそうな部分を確認して

おくことはとても重要だと思います。



細かく知りたいという方はメールください。いちいち教えます。笑











Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00