2009年12月09日

気候から読め

これは地球一周の旅に役立つことが多いと思います。

短期の旅行は、ある程度読めて来るのでそんなに問題のないことなのですが、

地球規模で動く一周旅行は、僕らが学校教育で学んだことが大いに役立ったり

するのです。



「気候」です。

地理が大好きだった人は、記憶にまだまだ新しいと思うのですが、忘れている

という人はもう一度地図帳を確認しておくといいと思います。

そう言う意味では日本の社会科で配布された地図帳は最高ですね。

地球一周の旅を実現した人はみなさん、この地図帳が大好きです。

あんなに要約されたものはないのです。笑

日本の教育のレベルの高さに脱帽するはずです。



たとえば、ぺルー沖にあるフンボルト海流。この影響で緯度の割には気温は一年を

通して過ごしやすく、最も暑い2月の平均気温が22℃、最も寒い8月の平均気温も

14℃で、年間を通して寒暖の差があまりないことがわかります。



気候から読め

by The Escape Committee"Miraflores Coast"on Flickr's CC




となると、ジャガイモのようなものが育ちやすいということになり、なんともその

種類の数、9種類以上です。世界中にあるジャガイモはここから発信されたと

言われているぐらいです。



ぺルーでの主食、メインに食べていくものはジャガイモということになります。

スーパーマーケットに行くとわかりますね。

1kg30円という恐ろしい値段です。



また、二つの海流がぶつかることによってペルー沖は好漁場となっているのです。

海産物が美味しいということになります。なので、生魚料理がでてくるんですね。

セビーチェがその証拠です。



でも、鮮度チェックは忘れないでね。よく月曜日のセビーチェは弱っていると

言われています。週末の売れ残りの可能性があるからです。気をつけてください。



と、まぁ、ペルーに入る前に、現地でのローコストな献立を立てることができる

のです。笑



地球一周では、もっとも重要ですよ。何を食べるか、現地で最もとれるもので、

コストを抑えていく、地産地消を意識したことで旅資金のマネージメントに力を

入れることもできるのです。



学校教育。万歳です。日頃から感謝しないといけないですね。











Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00