2009年12月23日

長旅をする人へ

僕らも長旅をしてきましたが、長旅をする人って、変な粘りがあるんですよね?

ひとり旅だから、一人でいなきゃダメだ。とか長旅だから、長く音信不通でないと

嫌だ。みたいなとこです。

いやいや、そんなことない〜。という人もいますが、いや、あると思います!笑



僕が言うのもなんですが、日本で待っている人は心配していますよ。

日本って外国で変な事件があると、すぐ大袈裟に報道してみんなで盛り上がっちゃう

とこってあるんですよ。



なので、パリで暴動。とかになると、もうフランス全土壊滅みたいな勢いでテレビが

一斉に報道し、もううちの子はダメだ。帰って来ない。。。と

いうふうになるのです。笑



あれは、インドネシアのスマトラ地震の時です。

うちの母親は、もう外務省に連絡とっていたとかいないとか、笑

泳げないうちの子はもうダメだ。。。という勢いだったのでしょう。



長旅をする人へ

by nationalrural"Public telephone in bus shelter"on Flickr's CC




ま、ここで泳げるとかそうでないとかは関係ないのですが、全然まるっきり反対側の

アルゼンチンにいた僕らは暢気に日本に電話して、国際電話で説教されたもんです。



親はね。心配しますよ。

でも、旅人としては、そんな簡単に日本に連絡をとりたくないという気持ちもある

わけです。縛られていない感じが旅人な気持ちになれるのです。



気持ちはわかります。

でもね。やっぱり確実に連絡がとれる人、家族とはマメに連絡をとっていたほうが

いいと思います。

安全でも、そうでなくても、日本にいる人は日本にいる人で、その状況を踏まえ、

やることがあるのです。



その旅は、一見1人で実現したようにも見えますが、でも周りの人に支えられて、

実現したことを忘れてはいけません。旅先でいままでの環境の有り難さに気がつく

ことがあるでしょう。

その時にこそ、連絡を入れるべきです。またそうした方が旅も充実すると思います。



感謝の気持ちを忘れずに。そして、感謝される側もその気持ちを温かく受け止め

ましょう。











Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00