13歳で先生に!

「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守

2007年07月11日 08:45

昨夜、僕らあてに一通のメールが届きました。


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突然失礼します。質問です。いろんな国を回られる際に言葉の問題が出て

来ると思うのですが、どうやって乗り越えるのですか?、私は言葉が得意で

ないので、地球一周にいく勇気がでてきません。言葉の問題を解決してか

ら、行くことを考えようかと思っています。

よければ、教えてください。すみません、変な質問で。。。

by みんみん

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来ましたね〜。良い質問です。みんみんさん。



そうなんですよ。言葉の壁、結構大きな障害になったりするんですよね。

まず、結論から言って、「あまり心配することはありません」

一周に行くことから考えて、出発までの間に「あ〜〜どうしよう???」と

悩んでみるのもいいと思います。笑



実際、僕らも含め、3月に東周りで出発したみくちゃん。6月に西回りで出発した

りつたくん。

僕らは、言葉初心者です。

僕は、高校生の時にとった英検3級。みくちゃんは確か準2級もってたかも。

りつたくんは3級しか持っていない僕が教えたぐらいですから。。。。。。



ただ。テクニックは必要です。テクニックというかノリが大事ですね。

僕はある日すごい出逢いをしたことがきっかけで、言葉の壁を乗り越えることが

できました。

北谷を歩いていると、いきなり外人が話しかけてきて、

「ウチナ〜グチ デ 「オハヨウ」 ヲ オシエテクダサイ。。。。。」

と聞いてきたのです。

彼は、アメリカ・ユタ州出身で、自称言葉マニアらしい。これまでに9カ国語を勉強したと

いっていました。

ノートを見せてもらったのですが、

(ノートっていうか、無印のノートでポケットに入るヤツ。)

これが凄い、凄い。

いろんな言葉がメモされていて。マジですごい単語力でした。

素晴らしく日本語を喋ってました。



僕は彼からテクニックを学びました。

一番大切なのは、「これを◯◯◯語で何といいますか?」という表現だ!

というのです。



例えば、英語では「ハウ キャナイ セイ イン イングリッシュ?」といいますよね?

このフレーズを使い、いろんな人に会う度にこれで単語を増やしていくというのです。

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

へ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!

彼が僕を呼びとめて、初めに聞いてきた。「ウチナ〜グチ デ 〜〜〜〜〜」と

いうのは、それだったんですね!!!!!



ここからは僕の実体験です。

まず英語が出来る人に、

「ハウ キャナイ セイ イン イングリッシュ?」と単語を増やしながら、

スペイン語に展開します。(アメリカではみんな高校でスペイン語を習う)

聞き方はこう。

「ハウ キャナイ セイ ”「ハウ キャナイ セイ イン スパニッシュ?」イン スパニッシュ ?」

(スペイン語で「ハウ キャナイ セイ イン イン スパニッシュ?」とは何ていうの?)

と質問します。



すると、義務教育を受けているアメリカ人はだいたいこう答えてきます。


「コモ セ ディセ エン エスパニョール?」と。



はい。ここでメモです。それからはあなたのスペイン語の単語力があがります。



僕は同じ要領で、フランス語にもトライしました。

英語ができると、だいたいフランス語ができるという人に会うことがあります。

そこで必殺!この質問です。

「ハウ キャナイ セイ ”「ハウ キャナイ セイ イン フレンチ?」イン フレンチ ?」

(フランス語で「ハウ キャナイ セイ イン イン フレンチ?」とは何ていうの?)



「コモ ディトン オン フォンセ?」

と答えが返ってきます。



ここでフランス語習得キーワドゲットです。



同じ要領で、

*韓国語:イゴスン ハングラゴ ムオッツ シムニッカ?

(これは韓国語で何といいますか?)



*タイ語:パサタイ〜 ペ〜ワッツ ラ〜イ?

(これはタイ語で何といいますか?)



*インドネシア語: バハサ インドネシア ニャアパ?

(これはインドネシア語で何といいますか?)



という感じです。



これはいけますよ〜〜。

どんどん単語が増えて、買い物も楽しくなるし!

少しづつ交流も出来るようになり!

あとはフィーバーです。笑



あ、もう1つ。

子供たちを味方につけると本当に純粋に教えてくれます。

言葉に年齢はありません。

「教えてください。」という姿勢が大切です。







<中東の街で出逢ったアラビア語の先生たち>



僕らだって、今の子供たちが使っている言葉で分からない言葉ありますよね?

普段からそれを習う姿勢を大切にすると、このテクニックを上手く活かせると

思います。



僕もこないだ道ばたで中学生から

「KY(空気読めない)」「PK(パンツ食い込む)」「どんだけ〜」の使い方を

習いました。



正しい日本語も大切だけど、今使われている言葉も大切にする古武道のような

柔軟な姿勢を持ちたいですよね!



よかったら、みなさんの意見も聞かせてください!










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