幸運な障害

「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守

2007年07月25日 07:00

特に内緒にしていたわけではないのですが、

実は僕、幼い頃に右手に障害がありました。生まれつきです。

へその尾に右腕が巻き付いて生まれてきてしまったのです。

正確にいうと今も時々生活に支障があります。

こうやってタイプを打っている時も右手の不自由さを感じたりします。



でもこれがラッキー!!!!!!だったんです!(←ポジティブすぎ。笑)

(もちろん幼い頃はそう思えませんでしたよ)

両親が日本のあらゆる病院をまわり手を尽くしてくれましたが、残念なことに

当時の日本の医療技術では直らなかったのです。

するとウチの両親、何を思ったかアメリカの病院で直せるという情報を聞きつけ、

僕を7歳の時にハワイへ送り込んだのです。笑

もちろんABCの「A」さえわからない頃に、僕をハワイに置いて行ったのです。

写真はその病院。これは後に病院を訪れた時のものです。







みごと右手の障害は治りました。治ったのはもちろんラッキーだったのですが、

それよりもラッキーなことがあったのです。



その病院は世界中からの子供たちを受け入れる施設で、病院にはとにかく

いろんな国からの子供たちがいました。

アメリカ、キューバ、メキシコ、トンガ、フィジー、韓国、中国、沖縄、ロシア、

イタリア、フランス、ナイジェリア、ニュージーランド、インドネシア、フィリピン、

ベトナムなどなど。。。もうそれはそれは「We are the world」な空間でした。

子供なので、言葉では遊びません。ジェスチャーで遊んでいたのを今でも

覚えています。特にトランプで誰かがイカサマしようもんなら、それこそお互い

が国の名誉をかけて許さなかったのです。(国連みたい。笑)

ま、とにかく、その経験は僕の生き方に影響を与えたことに間違いありませんでした。

それからです。外国にお友達を増やしはじめたのは。。。







英会話はテキストで学ぶものではありません。受験はお勉強が必要ですよ。

(実際、英検3級しかもってないので。。。)

遊びながら楽しんで覚えていくと、気がついたら言いたいことが話せている

ということが本当に起きるのです。

楽しむことを忘れたら、おそらく身にはつかなくなるでしょう!

なので僕は今もその続きを楽しんでいます。

まずは抵抗感をなくすことからスタートすることが大事ですかね?

僕の場合はほぼ強制的に外国の人と接することを強いられたのですが、

みなさんは楽しんで積極的にそういう環境を作ってくださいよ。

学ぶのではく、周辺にそういう環境を作ることです。

今はインターネットでいろんな国の人と交流が出来る時代です。

昔より恵まれた環境がすぐそこにあります。その機会を活かさないわけには

いかないですよね?

















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