高山と麻薬

「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守

2007年07月27日 08:47

特別プチ企画「世界珍しいもの展」







地球には標高3000mとか5000m、野口健レベルになると8000mという

場所あって、チャンスに恵まれると一生に一度はその場所に出逢うという

ことがあっちゃいます。いや、あるかもしれません。笑

僕もまさか自分がこんなところに行くことになるとはと思っても見ませんでした!

高山に行く前、経験者からいろんな話をきいたりして、高山での注意点を情報

として耳に入れました。



やっぱり「高山病」という病気が大切なキーワードとして出てきます。

「高山病!?」

読んで字の如く高山での病気というなんとなくのニュアンスは伝わってくるのですが、

実際どんなものかというのは分かりにくいんですよね。

そこで!今日は「高山病」がどんなものか、その対策を特集したいと思います!



「高山病」。標高が2800m以上になると体に症状がでてきます。

少しづつ時間をかけて(自転車で登るスピードぐらい)で登って行けば症状は

出にくいらしいのですが、移動手段が発達しているこの時代やはりみなさん

飛行機でサラッと標高3000mという高さに達してしまうわけですね。

すると、体に症状が出てきます。



具体的にどんな症状がでるかというと、

◯飛行機から降りると、5分ぐらいで頭がぼーっとする!

◯少し歩いただけで息切れする!

◯ずっと眠い状態がつづく!

◯人によっては吐き気がする!

◯重症になると発熱、頭痛、動悸、悪寒がする!(場合によっては病院行き)

 と、もうそれはフツーの状態ではありません。



どんな感じかイメージしにくいという意見が多いので、その症状を例えると。。。



みなさんは、とてもとても眠いという状態になることがありますよね?

何かのつまらない講演会で、でも、聞かないといけないという状況で眠い!とか

夜眠たくてボーーーーーーーーーーーーーーーっとした感じとか

朝の弱い人は、朝とりあえず起きたものの、もわ〜〜〜っとした感じとかって

ありますよね?



それが、24時間続いている感じです。

それを「高山病」といいます。



もちろん人によって症状の出かたが違ってきます。

年齢が若いと出にくく、普段から低酸素状態になれている人は大丈夫な傾向

にあるみたいです。

比較的、女性は体が小さい分ギリギリOKっていうケースが多いみたいですよ。

しかし、こればっかりは高山に行ってみないとわかりません。



僕の場合。(当時31歳)男性で発熱はなかったものの、ぼーっとした感じは

もちろん。3m歩くだけで息切れ、時々頭痛という状態が24時間続き、

気分は「もう日本に帰りたい!」という気持ちでいっぱいでした。笑



対策はいくつかあります。

レベル1:普段から低酸素状態に慣れておく。(深い深呼吸・ダイビングとか)

レベル2:高山に登る前に高山病飲み薬を服用する(風邪薬にちかい)

レベル3:ずーっと酸素吸引装置に頼る(活動に制限がでる)



とにかく、自分の体を良く知り、最悪、酸素吸引に頼ることが大事です。



しかし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

な・なんと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

現地の人のみぞ知る特効薬があるんです!

あまりに珍し&凄すぎて、僕は度肝を抜かれました。



それは!

「コカ茶!」

つまり、「コカの葉」

え〜〜、要するに、「コカ◯ン」の一種なんです。



もちろん日本では違法です!!!持ち帰ったりしようもんなら人生やり直しです。



でもね。これ立派な現地の民間療法なんですね。先人たちの知恵なんです。

僕もトライしてみましたが、「いや〜〜〜、これが最高!失礼!」笑

「と〜っても効くんです」

このお茶を飲んでからは体調も回復!

絶好調でしたね!



世界中の高山ではそれぞれの民間療法があります。

現地の人たちに合わせてナチュラルな治療もいいかな?と思います。

(あくまで僕個人の意見です)







<5000m以上の山々が連なるチベット>



でもここで注意。絶対に違法なことはダメね。

守ってよ。



さ、みんな!

今日から高山対策で深い深呼吸の練習だ!

体にもいいから一石二鳥だよ。



ふ〜〜〜〜〜〜〜はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ふ〜〜〜〜〜〜〜〜〜

はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。









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