こないだここで、長旅は自炊のほうがいいと書いたけど、覚えてる?
なんかちょっと意外よね?
「食材を探すのが大変じゃない?」とか
「ガスの方式だって違うし、いろいろ面倒なことにならない?」という
声が聞こえてきそうですが、
でも本当に自炊のほうがいいんです。
僕も全く手をつけてなかった料理、最近ではすっかり手慣れてきました。
◯予算的にも助かる。
◯市場などで地元の人たちと会話しながら買い物ができる。
◯特産物を知ることができて、その土地を実感できる。
と、旅の醍醐味がそこに集約されているのです。
もう1つ、大事な理由があります。
◯病気になった時に、日本人のもとの体に戻しやすい。
ということです。
僕らも旅の丁度半ばごろ、南米のアルゼンチンでガクっと体調を崩しました。
アンデス山脈の山々に翻弄されたといっても過言でないぐらい調子を
悪くしていました。
僕は、頭痛、腹痛、虚脱感。
妻は、腹痛、腫れ、疲労感。
そこで僕らがとった食事が、とてもあっさりとしたものです。
外で食べると、外国の味付けで出てくるので、やっぱり調子が悪い時には
あまり合わないんですよね。
<ブエノスアイレスの宿・キッチンにて。 ちなみに病み上がり。。。。>
そこで日本人好みに味を調整したりするといい!というわけです。
お菓子として持って行った「乾燥梅干し」がとても重宝しました。笑
旅は3ヶ月目ぐらいから、何らかの変化を起こしてきます。
それが僕らの不調だったんですね。
自分たちが口に入れるものは、自分たちで!
もしかしたら、生きていく上でとても大切なことなのかもしれません。
あ、そうそう。
現地では、加工されたものを食べると、お腹を壊すと言われているんです。
旅仲間でね。
というのは、人間の手が加わった食品というのは、衛生面が少し弱くなるんです。
考えたらそうですよね。自然のままの果物とかはお腹壊しにくいですよね?
誰の手も加わっていない大地が恵んでくれたものですから。。。
旅から帰ってきて、野菜畑でできた野菜を食べることが多くなりました。
もちろん全部ではないですけどね。
旅に向けてだけではなくて、僕らも食べるということをもっと訓練する時が
きているのかもしれません。
(みんな!畑やろう!屋上緑化とかにもつながるし!)
その大切さは、あの二人にも教えたはずなんですけど、さて、どうなってることやら、
今晩あたり、それぞれ中国と、アメリカから連絡がくると思うんだけど、
聞いてみよう!