(前編の続き)
<例の宿の窓のナシの部屋>
「Hey you ! What a fuckin doing man -----?????????」
(てめぇ、そこで何してんだよ!!おいお前だぞ!)
オトコが僕にシャウトしました!!!!!!
おおおおお、あああああああ、 ぁぁぁぁぁぁあぁぁぁあ、ぅぅぅぅぅっぅぅうぅぅ。
僕の心臓は、一時休止状態でした。
すると、もう一度
「I talk to you right now!!」
(お前に話してんだよ!!)
と叫んできました。
こんなにビビったのは、ロサンジェルスで警察ヘリのサーチライトに照らされて
以来でした。
僕は「I,,,IIII iiiii am just here.........」とNHKの「とっさのひとこと英会話」にも
でてこない訳の分からない英語を話していました。
「Right~~~. You see our group?」(てめぇ、俺の仲間見たか?)と質問。
「Nnnnnnnnnnooooooo, No,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, I don't know........」
僕のなかでは最高の受け答えでした。
すると、オトコはどこかに消えてしまい。
僕の心臓が戻ってきました。
すっとんで、競歩の歩き方で部屋に戻りました。
それから僕らの恐怖の滞在はつづきました。
タヒチへ向けての出発まであと四日。ということは3泊。
何事もないように、祈っていました。
お盆の時より祈りました。
明日が最終日という日。
事件はまた起こりました。
入れ墨連中の目を盗んで出かけようとし、別館のエレベーターを
使って1階に降りることを思いつき実行しました。
2階には入れ墨野郎たちがいるから1階のボタンを押し下へ。
うまくいったと思い、二人でニコニコしていると、エレベーターが2階で一旦
止るではないですか!!!!!?
2階で止ったとき、開いた扉の向こうには入れ墨野郎たちがこっちをギロッっと
にらんでいました。
まさにフリーズの瞬間でした。
心臓が仮死状態でした。
あの瞬間、今でも忘れません。
野郎たち今考えると凄い格好してました。「聖飢魔II」にもっと筋力をつけた
感じですかね〜。
宿を去るとき、僕らは何かから逃れるようにタヒチに向かいました。
逃げ切ったときは、二人はハイタッチしてその喜びを分ち合ったのでした。
みなさん。
「宿選びは計画的に。。。。。。。ね。」