結婚。◯の始まりの予感。

「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守

2007年11月16日 07:00

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先日、アメリカに新婚旅行へ行く直前のアツアツな(古い?)カップルに

お会いしました。

浦添市に住む富村さんと砂川さんです。

お2人はとても仲睦まじい感じのカップルで、とてもとてもいい雰囲気の

オーラが出ていました。

初対面とは思えないほどたくさん話し、それでもそれでも時間が足りなくて、

「もう明日なんかなくなっちゃえ〜」って気分で、ずーっと話していたかった

のです。

もちろん旅の話で盛り上がりました。

富村さん。砂川さん。お2二人のお陰で僕らはまた元気が出てきました。

つまり、パワーアップしました!



ありがとうございました。60億分の2の確率でお二人会えたことに感謝して

います。

また、エンドレスな話で盛り上がりましょうよ!ね!


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「結婚」。それは旅の始まりの予感がします。

僕らのそれもそうでした。

旅での生活は、まるでこれからの人生を写し出しているかのようなことが

次々と起こったのです。



まず、オーストラリアでは1日の資金がかなり限られていて、というか、

もともと行く予定はなく、飛行機の都合で寄ることになったので、予定外だったので、

厳しい状況になると二人とも分かっていました。

どのぐらい厳しいかというと、ホテル代が80ドル。2人の1日分の食費が10ドル。

という感じでした。(1ドル=約100円)

10ドルの食事。いったい何が食べられるのか?

僕らはエアーズロックの宿に着いた瞬間、それを考えさせれることになったのです。



まずは、近くのスーパーマーケットにでかけました。



◯エアーズロックでは水が2リットル8ドルもします。(砂漠へのインフラ代込み)

◯お肉なんか300グラムで6ドルもして。(全て空輸のため)

◯インスタントの食品なんかは3割高。(便利なものは高いだけです)

◯卵?缶詰?パスタ?そんなの高すぎて。(砂漠では当然です)



といくことで、結局買ったものは、「ジャガイモ」、「パン」、「ジャム」。

必要最低限なものだけでした。

旅では、二人がそれぞれの財布なんかはもっていません。

相手に隠れて何かを食べようもんなら、それは夫婦としてどうなのか?

というところになってしまいます。

二人で出た旅なので、そうりゃそうですよね?



でもね。人間って厳しい状況になったら、それを乗り越えようとするんですよ。

この事態を現実として受け止めた僕らは、すぐに緊急会議を開き、



◯今後の旅で、何を優先的にお金を使うか?

◯何をどんなふうに食べて、バランスのよい食生活をするか?

◯そして、いかに効率よく旅を続けるか?



を徹底的に話し合ったのでした。

その結果。僕らは恐ろしい行動に出たのです。(笑)



◯まず、主食は、現地でもっとも安い「ジャガイモ」か「パン」

◯ジャムは最低限で抑える。一気に使わない。しかも機内食調達。

◯調味料は飛行機の中でアテンダントからきっちりサービスしていただく。

◯たまには、お米で腹を満たそう。そのほうが体にいい。(タイ米だけど)

◯もちろん、間食なんかはナシ!



それが当面の目標でした。

観光などの出費は抑え、普通、観光客が行くところも僕らは歩きか自転車。

可能なかぎりお金を使わない遊びで乗り切ることになったのです。



やると、意外と楽しいもんです。

タヒチなんかでは、「何もしない贅沢」とか言いつつ、ただただ南国の楽園を

ダラ〜〜っと満喫しているのでした。

ま、もちろんず〜っと、ケチケチでばっかりではなかったのですが、

比較的、抑えるところではばっちり抑え、使うところではどば〜っと使うという

スタイルでした。



帰国して、そのスタイルは未だに採用されています。

普段はとにかく使わず、外でコーヒー&お茶を飲まずに、ウチでお湯と豆と葉っぱを

用意し、景色のきれいなところにマイカフェを設置!僕らだけのオンリーワンな

カフェにしてみたり、朝早起きして、エアーズロックでみた朝日を思い出しながら、

沖縄の朝日を見に行ったりなど、それはそれは、ほとんどお金のかからない遊びで

毎日を乗り切っているわけです。



日本ってお金をかけて遊ぶ遊びって多いんですよね。

カラオケに、ボーリング、飲み会、ドライブ、飲み会。。。。。

もちろん、僕らもたまには行きますが、できるだけ神様が作ってくれた自然の中で

遊べることを誇りに思いながらそっちのほうを優先して生活しているわけです。



僕らのなかで、結婚生活は、その旅の続きとして続いているのです。



さぁ、今日は金曜日。週末が近づいてきたぞ!冷蔵庫のなかの食料が少なく

なってきた!



松:「どうする?これだけの材料で何作ろうか?」

妻:「これとこれを組み合わせたら、美味しいみたいよ。」

松:「OK。じゃ、そうしてみよう!」

妻:「与えられた分で何が作れるか、新しい発見があるかもね!」

松:「お〜、いいね〜。せっかくだから楽しみながら作ろう!」



という会話が今日あたりから交わされ、献立が決定されるわけです。笑



夫婦って、いろんなことを一緒に乗り越えていくパートナーだと思っているんですよ。

相手をもちろん女性としても見ていますが、むしろ、チームメイトなわけです。

よく、一般的なスタイルとして奥さんが食事を作り、旦那がテレビの前に座っている

ということがありますが、ウチではそんなことはまずありません。



だって、パートナーが一生懸命ご飯を作っている時に、一人だけテレビを見ている

チームメイトっていますか?

いないですよね?それはチームワークを乱しているだけです。

そんな人が一人でもチームにいたら、生き残っていけないと思うのです。

夫婦というチーム。家族というチーム。

これからいろんな状況で降り注いでくる災難にも打ち勝つために!

「チームマツカワ」は今日も円陣を組むのでした。



(今日は、まだ34年間しか生きてない僕がうんちくを垂れてみました。)笑





ちなみに、今日の家族会議の議題は「衛星放送を入れるべきか否か?」

夜20:00に本会議スタートです。笑










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