命が危ない・和製英語

「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守

2008年02月14日 07:00

旅中に英語で話すということは結構あります。

アメリカでなく、イギリスでもなく、その他の国で英語を話すことがあるのです。



しかも何かの用件を済ますためというよりも、むしろ知り合った人とのコミュニ

ケーションとして話すことが多いのです。





by alexdecarvalho”conversation”on Flickr's CC



旅に出ると、必ず日本人に会えるとは限りません。

習慣的に一番合う韓国人がいるとは限りません。

ノリ的に合うタイ人がいるとも限りません。



周りを見ると、西洋人しかいなくて、僕ら以外で英語オンパレードで話が盛り上がって

いることもあったりするのです。



そんな時に、ずっと黙っている訳にはいきませんよね?

片言でも話をすると、彼らはよくしてくれます。少なくとも日本人よりは話聞き上手です。

一生懸命、英語を話そうとする人のことを大切にしてくれます。



なので、安心してトライしてください。



せっかくなのでその機会に旅先で英語にチャレンジというのも悪くないと思います。



さ、そこで今日はその英語を話しているときに、もっとも邪魔するという和製英語

(日本人が勝手に作った英語的表現)に注意しましょう!という話題です。



和製英語というのは、僕ら日本人にとってしっくりくる言葉ですが、西洋人にとっては

少し違和感があるようです。

話していると、「?????」となることが多いです。(経験済)



「She is so ナイーブ」(彼女はナイーブだから)と僕が使ったら、みんなきょとんと

していて、困ったことがあったのです。



これまた意外ですよね。



日本では「ナイーブ」(とても繊細な)という意味で先行していますが、

実は、「ナイーブ」には「世間知らず」という意味があるそうで、こういう場合は

「ナイーブ」ではなく「Sensitive」を使うそうです。



参った。参った。



僕らが気がつかずに使っている和製英語って結構あるんですよ。



他にも



◯駅のホーム:Platform

◯ボディチェック:Body serch, Frisk

◯ハイウェー:Express way, Toll way,Motorway

◯モーニングコール:Wake up call



というものがあります。これまた意外ですよね?

特に旅の移動に使われる表現などを勘違いして解釈していると、完全に行き先が

違ってきたりして、自動的に迷ってしまったりするわけです。



それは困りますよね。



和製英語の存在っていうのは、本当にややこしです。

僕らも失敗談がたくさんあります。



確かあれは、アメリカ・ワシントンでのことです。

シアトル系カフェで「American coffee Plaese」とオーダーしたら、

「私どものコーヒーは全てアメリカンです」って言われちゃったんです。笑



場所が場所だったんですが、考えてみればそれはそうですよね?

「American coffee」ってアメリカ以外の国で、例えばヨーロッパとかで

「うす〜いコーヒー」という意味で表現しているんですよね。

しかも、「あんなの薄くて飲めるかよ!」というニュアンスもあるとか。。。笑



ま、店員が気を利かせば、通じないこともない表現ですが、別の言い方で

クリアすることもできます。



「Weak Coffee」(ウィーク コーフィー)というと無難です。



アメリカと言っても、広いです。地域によっても表現が違ってきます。

なので、これまた通じない場合もありますけどね。(爆笑)



みなさん、旅の最中の和製英語には注意です。

命取りにならないよう、事前に勉強が必要です。

せっかくなので、和製英語リストを!こちらです。



ちなみに、アメリカではアイスコーヒーはあまり見かけません。

オーダーすると、温かいコーヒーに氷をたして出てくるので、ある意味見ものです。笑



それこそ、「American Ice Coffee」なのかもしれませんね。笑









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