驚愕な海外医療費

「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守

2008年02月21日 07:00

今日はWTPO独自の調査による資料をもとに、旅行の際に外せない海外旅行保険

の話をしていきたいと思います。



みなさんもよく聞いたことがあると思うのですが、海外の医療費というのは本当に

恐ろしい額になります。しかも全額実費です。



体を壊し、気分も優れていないのに高額の治療費を見て顔も青ざめるという状況、

とにかく最低限のことはなんとかしておきたいですよね?

高額の請求をされた場合に「ハイこれ」っとその場を凌げるというのはとても大切な

ような気がします。





by antmoose”emergency”on Flickr's CC



そういうのをやってくれるのが「クレジットカード」なのです。



でも、クレジットカードって抵抗ありますよね。

僕らもそうでした。しかし、旅の途中でのいろんな事態に備えて必要なものを

考えていると、その存在が急上昇してきたのです。



しかも、クレカって社会的な信用もかなりあるし、カード自体がものをいう場合だって

あるのです。

まとまったお金が必要!という時に、「あ、この人VISAカード持っているから大丈夫、

とにかくお金は後で!治療が先!」ということだって起こり得るのです。



僕らが旅先であった友人K君がそういう体験をしました。



彼はアフリカのケニアでマラリアにかかってしまいました。だいぶ対策はしていた

のですが、蚊を媒介する病気ですので防ぎようがありません。寝ている間に蚊にさされ、

彼はマラリアにかかってしまったのです。



しかし、ケニアでは治療できないということで、ケニアのサファリからナイロビまで

搬送され、ナイロビから日本人が安心して治療が受けられる医療施設へという

保険会社の指示で、フランスへ移送されたのです。



その際に使ったのが、救急用のヘリコプターとそして移送用の飛行機。

もちろん請求額は半端じゃありません。



状況を考えただけで恐ろしいです。



ですが、彼はクレジットカードについている旅行保険がものをいいました。

クレジットカードには旅行保険が自動付帯しているものがあります。

わざわざ加入する必要がないのでかなり便利です。



カードがものをいい、治療に専念できたK君は未だに僕ほどクレカの存在を体で

感じた人はいないというのです。笑



確かにそうですよね。

あ、そうそうちなみにどのぐらいの額が予想されるか見てみますか?

僕らが独自に調査したデータをご覧になってください。



これです。



●韓国

救急車:無料

入院保証料:不要

病院部屋代個室:21000円〜34000円/日

一般病棟:2000円〜4000円/日

盲腸手術の総費用:432000円



●タイ

救急車:3400円〜4300円

入院保証料:不要

病院部屋代個室:8000円/日

一般病棟:4000円/日

盲腸手術の総費用:184000円



●ニューヨーク

救急車:31000円/マイル

入院保証料:不要

病院部屋代個室:150000円/日

一般病棟:70000円/日

盲腸手術の総費用:1850000円



●ハワイ

救急車:41000円/マイル

入院保証料:不要

病院部屋代個室:63000円/日

一般病棟:なし

盲腸手術の総費用:941000円



●ロンドン

救急車:無料

入院保証料:必要

病院部屋代個室:83000円/日

一般病棟:17000円/日

盲腸手術の総費用:1384000円



気絶しそうですね。この額。



クレカがものをいうのもわかるような気がします。

しかもクレカには、カードで買い物をした品物が破損した場合、盗難の場合の補償、

家族特典もあります。



ただ、クレカにもよって治療費用の補償額が少ないものあります。

また病院志望保険がつかないものもあります。



せっかくなので右のバナーにある僕ら一押しのクレカもチェックしてみてください。

いいものぞろいです。特にサポート体制がいいというのも特徴です。



旅行に行く前に登録申請して置くことをお薦めしますよ。



今日、なんでこんな話をしているかというと、今僕らがサポートしている方から

旅前の相談ということで問い合わせがあったんですね。



初め彼は「クレカは要らないです」と言っていたのですが、海外医療費の現実を教えた

ばっかりなので、せっかくなので、みなさんにもという訳でした。



健康第一です。









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