みなさんは「トランジットツアー」なるものを聞いたことがあるでしょうか?
読んで字の如く「乗り換えツアー」です。
「え?」と誤解されそうなので、今日はその意味を解説をしながら説明していこうか
と思います。
海外の大きな都市をつなぐ国際空港は世界中にありますが、そのなかでもキーになる
空港が各地域にはあります。「ハブ空港」というものです。
by thombo2”Charles De Gaulle Airport Terminal”on Flickr's CC
ヨーロッパにはオランダのアムステルダムにあるスキポール国際空港、イギリスの
ロンドンにあるヒースロー空港が代表的なものです。
我らがアジアにもありますが、東南アジアのタイのバンコクにある国際空港には敵いません。
タイの国際空港は世界各地へ格安で旅する人たちがとにかく多いのです。
なんといってもトランジットが多い多い。
世界中から乗り継ぎで来ている人でごった返しているといった感じなのです。
言うまでもありませんが、乗り継ぎが悪くて待たされることがとても多い空港でも
あります。到着が深夜になることももちろん。早朝に出発ということもザラにあり、
空港内にいる人間の顔は、夜勤明けの看護師さんたちといっても言い過ぎでは
ありません。笑
でも、そんな中そのトランジットをとても楽しんでいる人たちがいます。
こんなに乗り継ぎ環境が悪いのに一部の人間はその状況を楽しんでいるのです。
それが「トランジットツアー」です。
次の飛行機の出発時間まで、この時間を利用してバンコク市内へ観光に行けるのです。
トランジットツアーと呼ばれているこのツアーは、トランジット目的で12時間以上
滞在する人が対象で、ツアーの中には「寺院&王宮ツアー」、「王宮&ショッピング」
「タイ・ボクシングツアー」とバリエーションたっぷりです。
「トランジットツアー」は乗り換え時間に、せっかくなので乗り継ぎ場所の都市まで
楽しんでしまおうというWTPO一押しのワザなのです。
この方法で行くと、本来の目的地にはもちろんですが、それにサービスで経由地の
旅付きとなるわけです。
申し込みは「バンコクトランジットツアーカウンター」でできます。
よければみなさんも是非、利用されてみてください。
きっと、1つで2つ美味しい旅になると思いますよ。
ちなみに、そのツアーを利用された際、空港使用料が免除されるという特典が
ある空港もありますよ。