外国語会話の必需品
旅行中、何度も何度も言葉のことで困ったという方、多いですよね?
僕らも英語が第二外国語にも入らない地域ではとても苦労しました。
とにかく何を言ってもまったく通じず、それはまるで宇宙人と会話をしているかの
ような状況だったのです。というか、もしかしたら、向こうが僕らを宇宙人と見て
いたかもしれないですよね?笑
言葉が通じることの素晴らしさは通じないことが目の前で起きてから気がつくもの
です。これはみなさんも実感していると思います。
いろんな人に外国語のことをレクチャーすることが多いのですが、ある法則というか
クセがあることが最近分かりました。なので今日はその話をしていこうと思います。
旅の不安からか、外国語が苦手という人は、その国の言葉の用例集をもっていくことが
多いのです。つまり、「街中で。。。」とかいうテーマ別にされていて、その下に
ずらーーーと、「すみません。郵便局はどこですか?」と
書かれているあのタイプの会話集です。用例集ともいいますかね?
確かに完璧な文例が書かれていて、発音さえよければばっちり通じて、きちんと
現地の人が対応してくれます。
by joguldi"cafe conversation"on Flickr's CC
しかし、旅では意外とそんな用例通りにいかないことがほとんどなのです。
「荷物を預けたけど、まだ届いていない。」「何故?」「どうしたらいいんだ。」
「きちんと約束が履行されていないから、料金から引いてくれ。」とか、それはそれは
用例集に載っていないことばかりが僕らを襲ってくるのです。
明らかにスタンダードな会話集より、和英辞典のような日本語から現地の言葉に
直せる表記、そして可能であれば発音してくれるマシンのようなものがいいという
ことになります。最近は便利になりました。和英辞典のようなものでもいいのですが、
荷物になります。マシンはマシンでも小型のものがいいですんね。
ITな人には携帯などのアプリケーションで付いている「現地語辞典機能」が
役に立ちます。
もちろん、言葉をただ並べます。単語単語をくっ付けていくと相手に要望や気持ちが
伝わったりするんです。むしろこっちのほうが通じます。
かっこよく文章として話したいという気持ちはわからないでもないのですが、
でも、コミュニケーションを重視しないとその場は乗り切れないわけです。
以前、「指差し本」をここでも紹介しましたが、取っ付きやすくしたのがあの本です。
イラストも入っているので相手にもわかりやすいですよね?
可愛らしい絵があるので、会話も和やかな感じになりますよね?
会話って作られた文章を言ってみて、それしか対応できないということではなく、
意志を伝えたりすることだと思います。
苦手な人はその意識からか、思わずパーフェクトに近づけようとうするのです。
でも気持ちはわかります。ずっーーーーと向こう側にある目標ではなく、目の前に
ある小さな目標を達成する方向でいくと、夢も近づいてくると思います。
さて、僕もそろそろ苦手な中国語の勉強を始めなくては。。。
頑張ります。
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