数字トラブル

「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守

2008年10月09日 07:00

最近、僕らが旅の途中でつけていた日記を読み返していなかったので、旅の感覚が

戻ってきていませんでした。

でも、不思議です。日記を読み返したとたん、その感覚は戻ってくるのです。

そう言えばあんなこともあった。こんなこともあった。いろんなことに悩まされ

ながら世界をさまよった日々のことが赤裸々に書かれているのです。



そのなかでも特に今回注目したのは、「数字のトラブル」でした。

僕らは海外で買い物をするときに、例え英語が話せたとしても、やっぱり値段の

表現がうまくできずに、勘違いをし、支払は済んだものの「ちょっと待てよ」と

なることが多いのです。



それはそうですよね。英語だと1万円のことを10千円という表現をするし、

それが桁を変えるとそれこそ訳のわからないことになって、頭の中はチンプン

カンプン!さらにスペイン語とかになると、日本語と同じように、1999を

「せんきゅうひゃくきゅうじゅうきゅう」という言い方をしてしまうのです。

ラテン語系はほとんどそう。



これじゃー、買い物もゆっくりできゃーしない。ということになるのです。



僕らもそうでした。買い物の時にいちいち値段を何度も確認し、本当に間違って

ないかなんども確認し、そしてやっとのことで支払をするということを何度も

繰り返していたのです。



そんな時、とある日本人がすばらしものを持っているのを見ました。

それはなんと!「電卓」「しかも100均!」





by Carsten Lorentzen"My new calculato"on Flickr's CC



彼は買い物の時にその電卓に数字を入れ、きちんと相手も確認ができるように

表示し、さらにその価格から%引きをして、ちゃっかり値切っているではない

ですか!値切りまで明確。笑



素晴らしいグッズに会いました。僕らは次回の旅にそれを持参していくことを

もうすでに宣言します。しかもミソなのは、100円で買える電卓というところです。

これには意味があります。携帯の液晶だと小さくで見づらい人もいて、海外には

メガネを買うことができない人がいるので、彼らのことを考えて携帯はアウトに

なります。盗難防止の観点からもそうなります。



100均ものだと、僕らにはそんなに高価なものではなく、盗まれたくはないけども、

仮に盗まれてもあまり未練が残らないということになります。

しかも最終日には、日本製の電卓ということもあって、結構高価なものと交換でき

ることがあります。日本製というだけでその精度は最高峰と言われているので、

良い物と物々交換できるかもしれませんね。



まさかそんなものが役に立つなんて!と思ってしまうと思うのですが、でもそれは

現地に行ってからのお楽しみ。



スムーズに買い物をしているみなさんの姿がとても簡単に想像できます。



なので、是非持っていってください。



ただの「電卓」でこんなに感動することはそんなにないと思います。










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