「中米マヤのピラミッドはエジプトのとどんな違いがあるのだろう?」
と疑問に思ったことから、エジプト行きが決定した僕らの旅でした。
ピラミッドにはスケールの違いがあるというふうに聞いていたので、この目で実際
確かめる必要があると考えたのです。
聞いた話ではわからない。この目で見るしかないと思ったのです。
エジプトのピラミッドに対して、中米のそれはまずロケーションが大きく違いました。
どちらかと言うとジャングルの中にピラミッドがあるという感じなのです。
メキシコの太陽のピラミッドもそうでしたが、グアテマラの「ティカル」なんかもそうです。
密林の中に巨大な5つのピラミッドが並び、周辺には無数の古代の都市の跡が散在している
のです。密林の中にある雰囲気がとても神秘的なように見えてくるのが特徴です。
by A. www.viajar24h.com"Guatemala & Mexico-11"on Flickr's CC
エジプトのピラミッドは砂漠の影響もあって、殺風景な場所にデーンと座っている感じ
なのです。
こうやってひと目で見ただけでも大きな違いがあるわけです。
これだけ違うと、ピラミッドの建て方も変わっていただろうという予想が素人でもでき
ます。
「ティカル」の復元された1号神殿は、正面の階段を登ることができます。そこから落ち
て亡くなった旅行者もいるのですが、それでもみなさんは登ってしまいます。
というのは、密林に溶けこんだような遺跡が非常に神秘的な雰囲気を漂わせていて、
登ってその上から見ないと見た意味がないとまで言われているからなんです。
朝、人がいない時に登るのがコツです。鳥や動物の姿の多さに驚かされ、密林文明マヤを
実感できます。朝日が遺跡に映り、中米遺跡の独特の雰囲気を味わうことができるのです。
エジプトのピラミッドは残念ながら登ることができません。
しかも内部に入ろうとすると入場者制限があります。そう考えるとティカルなんかは、
また別の魅力もあると思います。
メキシコの太陽のピラミッドも登ることができるので、一部を除いて、中米のピラミッド
はより違った角度から遺跡を楽しむことができると言えるのです。
一般的には、ピラミッドは登ることができるというふうに考えられているのか?こないだ
とある人から、「え?登れないの?」と聞かれました。そうなんです。
エジプトのピラミッドは登ることができません。
というか、近くまで行って見たら登って行けないことがすぐにわかると思います。
中米のものと、エジプトのものとでは石の強さが違います。これは目で見てもはっきりと
わかると思います。
おそらく、砂嵐の景況で石が風によって削られたりしているのかもしれませんね。
いや、専門的なことは分からないですよ。おそらくそうなのかな?と思っています。
エジプトと中米を同時に行けるひとはその違いを鮮明にみることができると思います。
どっちのピラミッドが好きですか?と聞かれることがありますが、答えとしてはとても
難しいですね。
それぞれの魅力があります。建造物のスケールの大きさはエジプトなんですが、冒険心を
くすぐるのは中米のピラミッドです。
しかも、マヤは天文的数字を把握した上でのあの建物なのです。
なので天体ショーとのリンクがなんとも言えません。マヤは壮大です。
それは、春分の日と秋分の日に蛇の影が浮き上がるメキシコの「チチェンイッツァ」を
考えても分かりますよね?
え?
「だから、どちらが好きですか?」って?笑
ん〜。本当に難しいです。
どちらも好きですね。