2009年05月25日
不思議ホテルの勧誘
海外旅行をしていると、いろんな価値観に触れることがあります。
それはホテルの雰囲気などにも現れます。
例えば、ロビーはとても現代風なのに、ちょっと奥まったところに、何故がトラが
こっちを睨んでいる絵がデカデカと飾られていたり、なんだか訳のわからないビックな
バッファローの剥製?があったりと、世界中の人の価値観は実に様々です。
地球一周の良さはそこなのかもしれません。国が変わる毎に価値観が180度変わったり、
それこそ270度というのもあります。感性が刺激されるのも無理はありません。
日本にあるものがとても愛おしく見えるのもそのせいなのかもしれません。
一度頭の中をシャッフルされるというのは昔から好きでした。
例えばですよ。例えばです。
「あのビンラディンさんがお友達だったら、僕は何て声をかけてあげるべきか?」とか
「世の中が正しいというものを逆に否定してみよう!それで生まれてくる発想は?」とか、
「無理に否定もせず、素直に物事をミーハーに受け止めてみるとか」いろんな角度から
視点もシャッフルしてみることがとても居心地が良かったような気がします。
なので、今もそうしてしまいます。
おっと、話戻って、僕らがベトナムに行った時、とても興味深い価値観に出逢うことが
ありました。
ベトナムは中部のフエといつ街のホテルです。ホテルの勧誘に声をかけられたのは
フエ駅に着いた時でした。普通、駅で声を掛けて来る人の勧誘にのるものではないの
ですが、ホテルの人が面白い勧誘をしてきたのです。

by feserc"From our hotel room"on Flickr's CC
<ここからは英語での会話でした>
「宿は決まっている?決まっていても決まってなくてもいいんだけど、うちのホテル
面白いよ。泊まらなくてもいいから話だけでも聞いて。いやいや、本当にお金は要らない
から。もう勧誘じゃないよ。意見聞かせて。日本人の」
という何とも斬新な勧誘でした。
関心を持ってもらう。これ鉄則ですよね?
他の値段ばかり言う勧誘者の数上のランクの誘いでしたね。
むしろ、話したのはビジネス相談でした。
なんと、そこのホテル、上の階に行けば行くほど値段が安いと言うのです。
「景色はいいよ。でも安い!何故だと思う?」だって。笑
笑っちゃいました。実際に覗いてみると2階が一番高く、階が上がる毎に10ドルづつ
値段が上がっていきます。
みなさん。なぜだと思います? ちょっと考える時間です。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
そうなんです。エレベーターが無いんですよ。結構きっついですよね?
3階までならまだしも、4階からはキツいんです。
そこでオーナーの彼は悩んでいるそう「日本人って何階までだったら、同じ価格でも
許せる?」「できれば4階以上7階までの間にお客さんを入れたい。特に日本人に」
という話だったわけです。
しかし、エレベーターが無いから上層階が安いというのは初めて聞きました。
他のどこの外国でも聞いたことがなかっただけにとても興味深かったのです。
僕はまんまとそのホテルに泊まることになりましたが、ビジネス相談のほうがとても
有意義だと思いました。
僕はこう話しました。「最近の日本はもう物が溢れていて、ちょっと変わった価値観に
ふれるということが旅の醍醐味になっているよ。だから、その価値観学ぶことが解決に
つながると思う」と。
日本人のお客さんをとると、安全な宿という印象が与えられて、次のお客さんにつなが
るんですよね。海外でのホテル経営のとても大事な要素です。
帰国して、彼の経営しているホテルの宿のページをサイト状で拝見しました。
ページには、「4階より上の階はヘルシースタンダード」「オーガニック素材を扱う
食事を揃えました」「早朝に屋上でベトナムの風に吹かれながら太極拳を体験してみ
ませんか?」とステイプランに組まれていました。
さすがです。彼の勧誘は一石二鳥だったのです。頭が下がります。
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それはホテルの雰囲気などにも現れます。
例えば、ロビーはとても現代風なのに、ちょっと奥まったところに、何故がトラが
こっちを睨んでいる絵がデカデカと飾られていたり、なんだか訳のわからないビックな
バッファローの剥製?があったりと、世界中の人の価値観は実に様々です。
地球一周の良さはそこなのかもしれません。国が変わる毎に価値観が180度変わったり、
それこそ270度というのもあります。感性が刺激されるのも無理はありません。
日本にあるものがとても愛おしく見えるのもそのせいなのかもしれません。
一度頭の中をシャッフルされるというのは昔から好きでした。
例えばですよ。例えばです。
「あのビンラディンさんがお友達だったら、僕は何て声をかけてあげるべきか?」とか
「世の中が正しいというものを逆に否定してみよう!それで生まれてくる発想は?」とか、
「無理に否定もせず、素直に物事をミーハーに受け止めてみるとか」いろんな角度から
視点もシャッフルしてみることがとても居心地が良かったような気がします。
なので、今もそうしてしまいます。
おっと、話戻って、僕らがベトナムに行った時、とても興味深い価値観に出逢うことが
ありました。
ベトナムは中部のフエといつ街のホテルです。ホテルの勧誘に声をかけられたのは
フエ駅に着いた時でした。普通、駅で声を掛けて来る人の勧誘にのるものではないの
ですが、ホテルの人が面白い勧誘をしてきたのです。

by feserc"From our hotel room"on Flickr's CC
<ここからは英語での会話でした>
「宿は決まっている?決まっていても決まってなくてもいいんだけど、うちのホテル
面白いよ。泊まらなくてもいいから話だけでも聞いて。いやいや、本当にお金は要らない
から。もう勧誘じゃないよ。意見聞かせて。日本人の」
という何とも斬新な勧誘でした。
関心を持ってもらう。これ鉄則ですよね?
他の値段ばかり言う勧誘者の数上のランクの誘いでしたね。
むしろ、話したのはビジネス相談でした。
なんと、そこのホテル、上の階に行けば行くほど値段が安いと言うのです。
「景色はいいよ。でも安い!何故だと思う?」だって。笑
笑っちゃいました。実際に覗いてみると2階が一番高く、階が上がる毎に10ドルづつ
値段が上がっていきます。
みなさん。なぜだと思います? ちょっと考える時間です。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
そうなんです。エレベーターが無いんですよ。結構きっついですよね?
3階までならまだしも、4階からはキツいんです。
そこでオーナーの彼は悩んでいるそう「日本人って何階までだったら、同じ価格でも
許せる?」「できれば4階以上7階までの間にお客さんを入れたい。特に日本人に」
という話だったわけです。
しかし、エレベーターが無いから上層階が安いというのは初めて聞きました。
他のどこの外国でも聞いたことがなかっただけにとても興味深かったのです。
僕はまんまとそのホテルに泊まることになりましたが、ビジネス相談のほうがとても
有意義だと思いました。
僕はこう話しました。「最近の日本はもう物が溢れていて、ちょっと変わった価値観に
ふれるということが旅の醍醐味になっているよ。だから、その価値観学ぶことが解決に
つながると思う」と。
日本人のお客さんをとると、安全な宿という印象が与えられて、次のお客さんにつなが
るんですよね。海外でのホテル経営のとても大事な要素です。
帰国して、彼の経営しているホテルの宿のページをサイト状で拝見しました。
ページには、「4階より上の階はヘルシースタンダード」「オーガニック素材を扱う
食事を揃えました」「早朝に屋上でベトナムの風に吹かれながら太極拳を体験してみ
ませんか?」とステイプランに組まれていました。
さすがです。彼の勧誘は一石二鳥だったのです。頭が下がります。
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Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00
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