2007年10月05日
矛盾したお金
今日はお金の話を。
私たちが何気なく使っているお金。
海外に行くと、特に発展途上国なんかにいくと、本当に日本の通貨とその
システムがいかにしっかりしているのかが分かります。

あれはペルーでのことです。
マチュピチュに向かうために中継地として、首都のリマに何泊かしました。
僕らは例のごとく海外旅行の秘密兵器カード。
シティグループの「ワールドキャッシュ」を使って、現地のATMから現地通貨で
下ろそうと宿泊先の近くを探し始めました。
着いた初日ということもあって、ちょっと物騒に感じたのは今も忘れません。

辺りには明らかに僕らを狙っているような目付きの怪しい人。知らないふりを
しながら、僕らの話している言葉を確認してくるもの。もうそれは餌食状態です。
怯えながら歩いていると、、、、
ATMが!!あるではないですか〜〜〜!!!
やったぁ〜!!と心で叫びながら、近づいていくと、びっくり!
ATMの横に警官らしき人がたっています!!!
それだけ危険ってことです。
身の危険を感じた僕らは、素早く現地通貨を下ろし近くのスーパーマーケット
の中へ!
大きなお金をくずすためにちょこっと買い物をしました。
レジでお金を出したところ、レジのねーちゃんが眉間にシワを寄せながら、
お金の透かしを見上げ、
「このお金はダメね。ほら、ここが破けているでしょ。使えない。」という
素振りを見せたのです。
え???
ま、その場は、別の紙幣で対応し、僕らは銀行へ!
新しい紙幣に替えてもらおうと思ったのです。
しばらくして、英語ができる行員が出てきて対応してくれました。
しかし!!!
「ごめんなさい!紙幣の交換はできません!」
と言うではないですか!
もちろん、猛抗議!
あんなにスピーディーに英語が出た経験は初めてでした。
「〜〜〜〜この紙幣はペルー国家が発行したものでしょ!?
お宅はペルーのナショナル銀行ですよね?なんで交換できないの!?」
(後は覚えていません)笑
結局、替えてもらえませんでした。。。
ショック!!
なんて矛盾ですか!!!
みなさんそう思いませんか?
それからです。
僕らがお釣りなどでお金をいただくときは、念入りに紙幣をチェックして、
欠けている時はその場で受け取らず、別のものにしてもらうようにしています。
(日本でも)
何もそこまでしなくてもと言われてしまいそうですが、これがワールドスタンダ
ードなのです。
夢見がちな、ただの品のあるワールドスタンダードではなく、現実的な国際的な
対応なのです。
日本では意外に知られていない現実的なワールドスタンダード。
このブログにどんどん載せていきますね!
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Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00
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