2007年11月06日

謎の少年:「グッバイボーイ」

今日は南米はぺルー。

あの有名な空中都市「マチュピチュ」から1つエピソードを。



空中都市として知られている「マチュピチュ」。

実はそれ以外にもう1つあるものが見られることで知られているんです。



それは、マチュピチュからそのふもとに帰ってくる坂道で運がよければ

見ることができる「謎の少年:グッバイボーイ」です。



標高2500mのマチュピチュからふもとまでは、急な山に道がくねくねと

続いています。それはもう急な斜面をバスが無理矢理おりているような感じで、

何かあったら谷底へまっ逆さま!というぐらいの急勾配なんです。

そんな恐怖とスリルのなか、バスが下っていく時に、ふとバスの窓から外を見ると!

昼間なのに〜!道の途中に1人の小学生ぐらいの少年(少女?)が現れるのです。

そう。噂のグッバイボーイです。



彼らはバスがすれ違うのを待ち受けていたかのように突然、「グーッバ〜イ」と

手を振りながら甲高い声で叫んできます。カーブを曲がりしばらく進むと、

また同じ少年が「グーッバ〜イ」と叫びます。そしてまた…。と、

バスが下っていく道の途中に、同じ少年が何度も何度も現れるのです!



初めて見ると、何かの残像をみたのか?と一瞬、目を疑います。

あり得ないスピードでバスがカーブを曲がろうとしたところに、涼しい顔をして

現れるのです。



彼らは、地元どころか旅人の間でも「グッバイボーイ」という名で知られ、

マチュピチュに行ったことのある人の間で「そういえば、グッバイボーイみた?」

という質問が合い言葉になるぐらいです。

こないだ沖縄に来ていたドイツ人のトモダチと話していたら、

やっぱりグッバイボーイの話題になりました。



「インカ帝国」「空中都市」そして「グッバイボーイ」。

なんだか謎が多いですよね?いったい何の仕業なのか?



タネ明かしをしたいところですが、ここでは敢えて伏せておきましょう。

実際に、マチュピチュに行った時の楽しみにとっておいてください。

高地で見ることになるので、呼吸器や心臓を鍛えてほうがいいかもしれませんね(笑)



見れる人と見られない人がいます。

それは1日に1・2回しかチャンスがないからです。



マチュピチュに行ったことのある人は分かりますよね?

敢えてタネ明かしをしない理由が。。。(笑)





あ、そうそう。大切なことが1つあります。

このバスに乗った時に、盗られてもいいお金を小銭でいいから用意して

おいてください。

これはとても大切です。用意しておいたほうがいいですよ。

身の安全のためです。

さもないと。。。。。ひっひっひっ。。。。





グッバイボーイ。

謎ですよね。ホント気になりますよね?





ちなみに、このグッバイボーイ1人ではなく、何人もいます。(恐)



マチュピチュに出かける際にはこの謎の少年の存在を押さえておいたほうが

いいですよ。

ぺルーが何倍も楽しめるポイントになるのかもしれません。





そうそう。これは追加ですが、最新情報です。



最近は、マチュピチュでも国際化が進み、このグッバイボーイ、時々、

「さよなら〜」と叫ぶそうです。

きちんと現実サイドのニーズを把握しているんですね。



賢いです。



今日の写真は敢えて、ぼかしを入れておきます。

謎が謎を呼び、スリル倍増、楽しさ満点な状態でマチュピチュに挑んで

もらうためです。



それではどうぞ、これが。。。「グッバイボーイ」です!





謎の少年:「グッバイボーイ」








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Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00 │ 【今日のトピックス】
この記事へのコメント
こんにちは、
は~ぁ 知りたい~ 旅へ出かける準備します。
本気で・・・・
Posted by at 2007年11月06日 11:27