2007年12月22日
お宅の住所は大丈夫ですか?
旅の途中で仲良くなった友達は忘れられない人になります。
僕らも数えきれないぐらい多くの友達ができました。外国人はもちろん、
日本人、韓国人、中国人。いろいろな人たちが頭に浮かんできます。
会って、さりげなく挨拶しただけだったのが、お互い道に迷っていたという
こともあって、急に共感し、意気投合し、なぜかお別れの時にはせつなくなる
ということの繰り返しで、これまたなんとも言えないほろ苦さがあるのですが、
これもまた旅の醍醐味でもあります。
「日本に帰ったら、必ず手紙書くから!」
といって、お互いの住所を交換したり、写真を撮り合ったりと別れの儀式のような
ことを当たり前にします。
が、結構、西洋人たちはあまり手紙を送ってくれたりしません。
意外と東洋人たちが義理深かったりで、そのへんの感覚はやっぱり同じルーツ
から来ているのかな?と思ったりもするのです。
あ、でもね。西洋人のあの気さくさはまた何とも爽快なんですよ。
自分たちの存在を忘れているのか?と思いきや、再会すると全開以上に最高の
出迎えをしてくれたりするのです。
さて、今日お話したいのは、別れの時に交換する「住所」のことです。
僕ら日本人の感覚からすると、住所といえば、
まず、国名、県名、市名、郡名、町名、字名、番地、建物名、部屋番号ときますよね?
これが外国の住所だと、逆になるのはみなさんも良くご存知ですよね?
アメリカはもちろん、イギリス、フランス、ノルウェー、エジプト、南アフリカ、
インド、マレーシア、オーストラリア、ぺルー、どこをとっても同じです。
いわゆるワールドスタンダードってやつです。
ま、そりゃそうですよね?
しかし、世界の一部の地域にこれとは全く異なる住所の書き方をする国、
地域があるのです。
僕が実際にこの目で確認をとった国は、中米の小さな国「ホンジュラス」!
ヨハナという友達が住所を交換しようということで、交換したものを見て、
こんな不思議なことがあるとわかったのです。
アメリカで会ったヨハナ、ホンジュラスから英語の勉強のために渡米し、
たまたま会ったのです。
僕が南米系の顔をしているということもあって(笑)話しやすかったのでしょう?
日本のこととホンジュラスのことをたくさん話して、仲良くなりました。
例のごとく、いよいよ別れの時、ヨハナと住所を交換しました。
もちろん、僕の住所は「345—45 ◯◯◯ ◯◯◯cho Okinawa JAPAN」
と書いて、ヨハナに渡しました。
僕はヨハナからホンジュラスの住所を受け取り、「さよなら」を言いました。
いつか、手紙を書いてびっくりさせよう!そして、ホンジュラスに行ってヨハナを
ビックリさせよう!と思い、住所を大切にカバンにしまいました。
1週間後。。。。
ひょんなことからヨハナの住所のことを思い出し、カバンから住所の書かれた
紙を取り出しました。
じーっとそれを見ていると、
「◯◯◯ ◯◯◯ ◯◯ ◯◯◯ ◯◯◯◯◯◯◯ ◯◯ HONDURAS」
と書いてあります。
???
と思って、もう一度じーっと見ていると、、
数字がどこにもない!
え???????
と思ったのです。これって届くの?
まっさきにそう思いました。
なんだか納得がいかないまま住所の書かれた紙を持ち続けてました。
あまりに不思議だったので、日本に帰国した僕は、スペイン語が読める日系
3世の友達に訊ねました。
「これ、なんて書いてあるの?」と。
すると、その友達。
「これは不思議だね。っていうか面白い!」
と目を丸くしていました。
住所に何が書かれていたかというと、
「マヌエルさんが経営している美容室の向かいの横道から入ったところに、
郵便局があって、その裏側にある小さな雑貨屋さん“マリア”の3軒南隣
バジェ・デ・アンヘルス ホンジュラス」
そう!
住所というより、言葉で道案内がされていたのです!!!
僕にとっては衝撃的でした。笑
こんな住所は初めてでした。

by alex-s "In Grasias" on Flickr's CC
その日系3世の友達曰く、
「あまりに田舎すぎて、たぶんそうしか書けないんじゃない? 俺もこれにはびっくりした。」
と半笑いでもあったのです。
後で大学の文化人類学の先生にも訊いたのですが、世界の一部にそういう
住所の書き方をするところがあるということでした。
数字で管理するほどの大きな地域ではなく、むしろ言葉でのほうが現地の人に
わかりやすいからという理由でそうなるところがあると言うのです。
小さな国や山奥の村、アフリカの人里離れたところにそういう傾向があるとも
言っていました。
つまり屋号みたいなものなんですね。
日本本土の一部ではまだあるときいているのですが、沖縄にも昔あったそうですね?
もしかしたら、沖縄にも住所を数字ではなく、屋号で書いたほうがわかりやすい
時代があったかもしれません。
「うちな〜、◯◯◯、◯◯、あがりんめーみーじぬ、いり〜んはた〜んかいあん
とーふやー」
(沖縄、◯◯◯町、字◯◯ 東前新地の西側にあるお豆腐屋さん)
とかですね。
今では逆にこれでわかる人が国宝級です。
しかし、あまりのレトロ感にこんな書き方あってもいいんじゃない?
って思ったりしません?
合理化が進む現代の流れに逆行しているとは思いますが、日本語のひらがなが
あったからこそ、日本人の使うパソコンのキーボードが発達したとも言われて
いますよね。
簡単な方に流れるのではなく、あえて難しい方向へ向かって、そこに何かを
見つけるのもいいのでは?
屋号で住所書いたら、郵便局員さんと村の人の会話が生まれて、より人間
らしくなるかもね。
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僕らも数えきれないぐらい多くの友達ができました。外国人はもちろん、
日本人、韓国人、中国人。いろいろな人たちが頭に浮かんできます。
会って、さりげなく挨拶しただけだったのが、お互い道に迷っていたという
こともあって、急に共感し、意気投合し、なぜかお別れの時にはせつなくなる
ということの繰り返しで、これまたなんとも言えないほろ苦さがあるのですが、
これもまた旅の醍醐味でもあります。
「日本に帰ったら、必ず手紙書くから!」
といって、お互いの住所を交換したり、写真を撮り合ったりと別れの儀式のような
ことを当たり前にします。
が、結構、西洋人たちはあまり手紙を送ってくれたりしません。
意外と東洋人たちが義理深かったりで、そのへんの感覚はやっぱり同じルーツ
から来ているのかな?と思ったりもするのです。
あ、でもね。西洋人のあの気さくさはまた何とも爽快なんですよ。
自分たちの存在を忘れているのか?と思いきや、再会すると全開以上に最高の
出迎えをしてくれたりするのです。
さて、今日お話したいのは、別れの時に交換する「住所」のことです。
僕ら日本人の感覚からすると、住所といえば、
まず、国名、県名、市名、郡名、町名、字名、番地、建物名、部屋番号ときますよね?
これが外国の住所だと、逆になるのはみなさんも良くご存知ですよね?
アメリカはもちろん、イギリス、フランス、ノルウェー、エジプト、南アフリカ、
インド、マレーシア、オーストラリア、ぺルー、どこをとっても同じです。
いわゆるワールドスタンダードってやつです。
ま、そりゃそうですよね?
しかし、世界の一部の地域にこれとは全く異なる住所の書き方をする国、
地域があるのです。
僕が実際にこの目で確認をとった国は、中米の小さな国「ホンジュラス」!
ヨハナという友達が住所を交換しようということで、交換したものを見て、
こんな不思議なことがあるとわかったのです。
アメリカで会ったヨハナ、ホンジュラスから英語の勉強のために渡米し、
たまたま会ったのです。
僕が南米系の顔をしているということもあって(笑)話しやすかったのでしょう?
日本のこととホンジュラスのことをたくさん話して、仲良くなりました。
例のごとく、いよいよ別れの時、ヨハナと住所を交換しました。
もちろん、僕の住所は「345—45 ◯◯◯ ◯◯◯cho Okinawa JAPAN」
と書いて、ヨハナに渡しました。
僕はヨハナからホンジュラスの住所を受け取り、「さよなら」を言いました。
いつか、手紙を書いてびっくりさせよう!そして、ホンジュラスに行ってヨハナを
ビックリさせよう!と思い、住所を大切にカバンにしまいました。
1週間後。。。。
ひょんなことからヨハナの住所のことを思い出し、カバンから住所の書かれた
紙を取り出しました。
じーっとそれを見ていると、
「◯◯◯ ◯◯◯ ◯◯ ◯◯◯ ◯◯◯◯◯◯◯ ◯◯ HONDURAS」
と書いてあります。
???
と思って、もう一度じーっと見ていると、、
数字がどこにもない!
え???????
と思ったのです。これって届くの?
まっさきにそう思いました。
なんだか納得がいかないまま住所の書かれた紙を持ち続けてました。
あまりに不思議だったので、日本に帰国した僕は、スペイン語が読める日系
3世の友達に訊ねました。
「これ、なんて書いてあるの?」と。
すると、その友達。
「これは不思議だね。っていうか面白い!」
と目を丸くしていました。
住所に何が書かれていたかというと、
「マヌエルさんが経営している美容室の向かいの横道から入ったところに、
郵便局があって、その裏側にある小さな雑貨屋さん“マリア”の3軒南隣
バジェ・デ・アンヘルス ホンジュラス」
そう!
住所というより、言葉で道案内がされていたのです!!!
僕にとっては衝撃的でした。笑
こんな住所は初めてでした。

by alex-s "In Grasias" on Flickr's CC
その日系3世の友達曰く、
「あまりに田舎すぎて、たぶんそうしか書けないんじゃない? 俺もこれにはびっくりした。」
と半笑いでもあったのです。
後で大学の文化人類学の先生にも訊いたのですが、世界の一部にそういう
住所の書き方をするところがあるということでした。
数字で管理するほどの大きな地域ではなく、むしろ言葉でのほうが現地の人に
わかりやすいからという理由でそうなるところがあると言うのです。
小さな国や山奥の村、アフリカの人里離れたところにそういう傾向があるとも
言っていました。
つまり屋号みたいなものなんですね。
日本本土の一部ではまだあるときいているのですが、沖縄にも昔あったそうですね?
もしかしたら、沖縄にも住所を数字ではなく、屋号で書いたほうがわかりやすい
時代があったかもしれません。
「うちな〜、◯◯◯、◯◯、あがりんめーみーじぬ、いり〜んはた〜んかいあん
とーふやー」
(沖縄、◯◯◯町、字◯◯ 東前新地の西側にあるお豆腐屋さん)
とかですね。
今では逆にこれでわかる人が国宝級です。
しかし、あまりのレトロ感にこんな書き方あってもいいんじゃない?
って思ったりしません?
合理化が進む現代の流れに逆行しているとは思いますが、日本語のひらがなが
あったからこそ、日本人の使うパソコンのキーボードが発達したとも言われて
いますよね。
簡単な方に流れるのではなく、あえて難しい方向へ向かって、そこに何かを
見つけるのもいいのでは?
屋号で住所書いたら、郵便局員さんと村の人の会話が生まれて、より人間
らしくなるかもね。
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Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00
│ 【今日のトピックス】
この記事へのコメント
おはようございます。
タイトルから「防犯系の内容かな?」と思っていたら
予想は外れたようです(笑)。
ほのぼのした内容で、楽しく読ませて頂きました。
いつもありがとうございます。(^^)
タイトルから「防犯系の内容かな?」と思っていたら
予想は外れたようです(笑)。
ほのぼのした内容で、楽しく読ませて頂きました。
いつもありがとうございます。(^^)
Posted by kick at 2007年12月22日 09:29
この前、クリスマスカードを送るときに自分の住所を書くのに
長い時間悩みました…。住所ってどう書くんだっけな?って。
姉が友達からもらったハガキ。
町名の後に、地図が書かれてました。
「郵便屋さんお願いします」という一言と共に。
郵便屋さんも地図のほうがわかりやすいよねぇ~。
長い時間悩みました…。住所ってどう書くんだっけな?って。
姉が友達からもらったハガキ。
町名の後に、地図が書かれてました。
「郵便屋さんお願いします」という一言と共に。
郵便屋さんも地図のほうがわかりやすいよねぇ~。
Posted by miyuki at 2007年12月22日 11:36
和むね〜
昨日僕も高校生の時にお世話になったオレゴンの
ホストファミリーにカード送りました。
手紙って心がほっこりするね。
昨日僕も高校生の時にお世話になったオレゴンの
ホストファミリーにカード送りました。
手紙って心がほっこりするね。
Posted by みやじま
at 2007年12月22日 13:31

kickさん
防犯系の話題coming soonです。
乞うご期待!
Miyukiさん
地図が描かれているのにはびっくりですね〜。
っていうか笑える。
日本でも「郵便屋さんお願い」って書いてもいいかも。
今度書いてみる!笑
みやじまさん
和んでよ〜。手紙っていうのは何故あんなに心が込められるのかね?
不思議だ。
昔もらった手紙とか読み返すとちょっとした映画になるよね。
防犯系の話題coming soonです。
乞うご期待!
Miyukiさん
地図が描かれているのにはびっくりですね〜。
っていうか笑える。
日本でも「郵便屋さんお願い」って書いてもいいかも。
今度書いてみる!笑
みやじまさん
和んでよ〜。手紙っていうのは何故あんなに心が込められるのかね?
不思議だ。
昔もらった手紙とか読み返すとちょっとした映画になるよね。
Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」@沖縄 WTPO主宰 : 松川夫婦
at 2007年12月26日 17:26
