2008年01月18日
輸入されたPeace!
みなさんは、写真を撮る時に「はい、チーズ!」と言いますか?
僕は言ってしまいます。

by babasteve "Thailand: Peace !"on Flickr's CC
この写真を撮る時のかけ声「はい、チーズ!」世界中にいろんな言い方があります。
みなさんがよく知っているのが、アメリカ人がよくいう「Say Cheese!」、韓国人が
よく使う「キムチー」だと思います。
実際、友達と一緒に観光している時などに確かめてみたのですが、
やっぱり言いますね。韓国だと、「ハナ、ドゥル、セッ、キムチー」。
日本語でいう「1.2.3 はい、チーズ!」と言います。
これはその単語を発音する時に、口の形が白い歯を見せることから、この単語が
使われてきたのですが、世界中にはもっといろんなものがあるようです。
どれどれ、少しみてみましょう。
◯オーストリアでは、「1.2.3! スマイル!」(標準)
◯アルゼンチンでは、「ウィスキー!」(口もとをもっと和らげるため)
◯ベラルーシでは、「はい、笑って〜。」(普通)
◯インドネシアでは「テンペイ!」(料理の名前)
◯ドイツでは、「ビアー」(そりゃ、そうですよね)
◯スイスでは、「ケーセ!」(チーズのこと)
◯タイでは、「はい、ペプシ!」(ホント?)笑
◯トルコでは、「1(ビル)2(イキ)3(ウッチュ)!」(古い言い方)
◯スペインでは、「Patatas!」(じゃがいもという意味)
◯中国では、「茄子(チェズ)」(発音がチーズに似ているから)
やっぱり色々あるようです。でも、これはその国の人全員がそういっている
というわけではなく、あくまでも僕らの聞いた範囲内なので、その辺は許してね。
◯ちなみに、東京ディズニーランドでは、「はい、ミニー!」
◯ユニバーサルスタジオでは、「はい、ジョーズ!」
と言うそうですね?笑
あ、そうそうフランス人は写真を撮る時に、かけ声はかけないそうです。
その理由は、「人工的な笑顔の写真はとりたくない。」からだそうで、如何にも
フランス人らしい発想ですよね?
でも一部の地域では、「キュイキュイ」と子供たちが言っていたり、
なかには「カマンベール!」と言っている人もいたりします。笑
「キュイキュイ」は鳥の鳴き声の真似で、鳥になりきって写真に納められいるつもりに
なるそうです。「カマンベール!」はチーズへのこだわりですね!
ところで、「日本人は何故?写真を撮る時にピース!というポーズをとるの?」と
外国人の友達にそう聞かれたことがあります。
あのピースサインは、外国人にはとても不思議なポーズに見えてしかたがないようです。
これ、以外と知られていないんですよね。
実はあのサイン、もともとは第二次世界大戦中にイギリスのチャーチル首相が
写真に写るときに「勝利」「徹底抗戦」を表明するために始めたのが最初なのです。
つまり最初は「VICTORY(勝利)」サインだったものが、
戦後に「PEACE(平和)」サインになっていったのです。
そして、日本では、それに影響を受けた芸能人:井上順がカメラのCMで「ピース!」と
アドリブで言ったことから、たちまち日本中に広まり、意味は忘れさられ、みんなが
あのサインをするようになっていったのです。
「ピース」イギリスから輸入された戦争用語のサインだったんですね。
僕らは今、何気なくそのポーズを取ったりしていますが、まさかそんな意味が
込められていたなんて、考えもしませんでしたね。
でも、よかったです。意味が「徹底抗戦」から「ピース」の方に変わってきて。
「世界中の人が笑顔で日々を暮らせますように。」という願いを込めて、
ピースサインで、写真が撮れるって平和ですよね?
いろんな国のやり方でポースやかけ声をしてみたりというのもきっと楽しく
なりますよね?
また、国境を越えて外国の方と交流している時に撮る写真のなかでは、
あえて日本式にピースが良いのかもしれませんね。
勝ち負けの「勝利」という意味合いよりも、「ピース」という願いをこめてね。
僕は言ってしまいます。

by babasteve "Thailand: Peace !"on Flickr's CC
この写真を撮る時のかけ声「はい、チーズ!」世界中にいろんな言い方があります。
みなさんがよく知っているのが、アメリカ人がよくいう「Say Cheese!」、韓国人が
よく使う「キムチー」だと思います。
実際、友達と一緒に観光している時などに確かめてみたのですが、
やっぱり言いますね。韓国だと、「ハナ、ドゥル、セッ、キムチー」。
日本語でいう「1.2.3 はい、チーズ!」と言います。
これはその単語を発音する時に、口の形が白い歯を見せることから、この単語が
使われてきたのですが、世界中にはもっといろんなものがあるようです。
どれどれ、少しみてみましょう。
◯オーストリアでは、「1.2.3! スマイル!」(標準)
◯アルゼンチンでは、「ウィスキー!」(口もとをもっと和らげるため)
◯ベラルーシでは、「はい、笑って〜。」(普通)
◯インドネシアでは「テンペイ!」(料理の名前)
◯ドイツでは、「ビアー」(そりゃ、そうですよね)
◯スイスでは、「ケーセ!」(チーズのこと)
◯タイでは、「はい、ペプシ!」(ホント?)笑
◯トルコでは、「1(ビル)2(イキ)3(ウッチュ)!」(古い言い方)
◯スペインでは、「Patatas!」(じゃがいもという意味)
◯中国では、「茄子(チェズ)」(発音がチーズに似ているから)
やっぱり色々あるようです。でも、これはその国の人全員がそういっている
というわけではなく、あくまでも僕らの聞いた範囲内なので、その辺は許してね。
◯ちなみに、東京ディズニーランドでは、「はい、ミニー!」
◯ユニバーサルスタジオでは、「はい、ジョーズ!」
と言うそうですね?笑
あ、そうそうフランス人は写真を撮る時に、かけ声はかけないそうです。
その理由は、「人工的な笑顔の写真はとりたくない。」からだそうで、如何にも
フランス人らしい発想ですよね?
でも一部の地域では、「キュイキュイ」と子供たちが言っていたり、
なかには「カマンベール!」と言っている人もいたりします。笑
「キュイキュイ」は鳥の鳴き声の真似で、鳥になりきって写真に納められいるつもりに
なるそうです。「カマンベール!」はチーズへのこだわりですね!
ところで、「日本人は何故?写真を撮る時にピース!というポーズをとるの?」と
外国人の友達にそう聞かれたことがあります。
あのピースサインは、外国人にはとても不思議なポーズに見えてしかたがないようです。
これ、以外と知られていないんですよね。
実はあのサイン、もともとは第二次世界大戦中にイギリスのチャーチル首相が
写真に写るときに「勝利」「徹底抗戦」を表明するために始めたのが最初なのです。
つまり最初は「VICTORY(勝利)」サインだったものが、
戦後に「PEACE(平和)」サインになっていったのです。
そして、日本では、それに影響を受けた芸能人:井上順がカメラのCMで「ピース!」と
アドリブで言ったことから、たちまち日本中に広まり、意味は忘れさられ、みんなが
あのサインをするようになっていったのです。
「ピース」イギリスから輸入された戦争用語のサインだったんですね。
僕らは今、何気なくそのポーズを取ったりしていますが、まさかそんな意味が
込められていたなんて、考えもしませんでしたね。
でも、よかったです。意味が「徹底抗戦」から「ピース」の方に変わってきて。
「世界中の人が笑顔で日々を暮らせますように。」という願いを込めて、
ピースサインで、写真が撮れるって平和ですよね?
いろんな国のやり方でポースやかけ声をしてみたりというのもきっと楽しく
なりますよね?
また、国境を越えて外国の方と交流している時に撮る写真のなかでは、
あえて日本式にピースが良いのかもしれませんね。
勝ち負けの「勝利」という意味合いよりも、「ピース」という願いをこめてね。
Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00
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