2008年01月20日

幻のリトルベトナム

ふと、このサイトに食の話題が少ないことに気がつきました。 

そうですよね。旅をしていると、食の話題はつきものじゃぁないですか?

 今日は思い出したように食の話題です。



世界中を歩いていると、いろんな食べ物に出会うことがあります。

いろんな国で、いろんなものを食べるのですが、一番に日本人の口に合っていると

言っても言い過ぎでないのが、やっぱり「ベトナム料理」だと思います。



幻のリトルベトナム

by kaz k"pho"on Filckr's CC



いや、もちろん西洋料理も美味しいんですよ。でも、東洋の人だからこそ知っている

味ってあるじゃないですか?語れる味ってあるじゃないですか?

なので、あえて僕らは「ベトナム料理」を推します。



ベトナム料理。東南アジアにある国の料理なので、なんとなく辛いとか、

クセがあるというイメージが強いのですが、タイ料理と違って、辛くなく、とても

あっさりした味付けが日本人の心をくすぐるのでしょう。

もしかしたら、日本料理のルーツはそこにあるのでは?と思うぐらいに味付けが

絶妙なんですよね。



特にそれが表れるのが、フォーです。(現地ではファーと言ったりします)

フォーはベトナムの代表的な麺で、日本でいえば、うどんに相当する代表的な

軽食です。米粉から作られ、きしめんのように平たく、ほとんどコシがなく、

箸でつまみ上げるだけで切れてしまうこともあります。フォーは具の種類によって、

フォーボー(牛肉フォー)、フォーガー(鶏肉フォー)などに分かれます。

また汁を使わず炒めたものもあって、フォーサオ(炒めフォー)と呼ばれています。

フォーには必ずといってよいほど、ライムがついてきます。これを手でどんぶりに

しぼります。直接しぼりこむと種がフォーに混じって食べにくくなるので、いったん

スプーンの中にしぼり、箸をつかって種をせきとめ、ライム汁だけをどんぶりに

流し込むといいですよ!



ホーチミン市ではモヤシや香草を別皿に無料サービスするフォーの店が多いですが、

ハノイではこれがほとんどないんですね。ハノイのフォーは野菜少なめといった感じです。

またハノイでもホーチミン市でも、フォー屋さんのテーブルにはバインクァイとよばれる

長細い揚げパンの皿が置かれていることが多く、フォーの汁にひたして食べるのが

通な食べ方で、食べた数に応じて1本500ドン(4円)くらいです。



フォー自体はだいたい50円ぐらいで、しかも原材料が基本的にはお米なので、

腹持ちもまぁまぁよく、やっぱり僕らにはしっくりくる食べ物なんですね。



ベトナム料理には、他にもいろんなものがありますが、どの都市にいっても食べられる

代表的な料理なので、敢えて今日はこれだけを紹介しますが、

現地ではいろんなものにチャレンジしてもいいかもしれないですね。



ベトナムについては、よくこんな質問があります。

「レストランは衛生的ですか?」と。

そうですよね。やっぱりそこが気になりますよね? さすがに中国よりのベトナムの

北部では、気になることがいくつかありますが、大都市のハノイやホーチミンでは

レストランであれば、特に問題はありません。なので心配しないでください。



でも、僕らは敢えて屋台のフォーにチャレンジしました。市場の近くにある露天の

お店で、これまた不思議なスタイルで食事をとるのですが、日本でいうお風呂場の

椅子がありますよね。地面にあーいうものが置かれていて、膝を曲げて座って

食べるんです。かなり地面からの高さが低く、普段西洋椅子に座り慣れている僕らには

異様な感じもするのですが、これはウルルン的体験だということで、僕らはそうやって

食べました。笑



味はやっぱり本場ものです。



沖縄でもフォーを食べたことがあったのですが、本場ものには敵いません。

まさにフォーを実体験したという感じだったのです。



ライムの絶妙なポイントが僕のなかではヒットしていたのですが、ウチのまぁみは

その組み合わせが苦手のようでした。なかにはパクチーが入っているものもあるので、

苦手という人がいるかもしれないので食べる前に取り除いてくださいね。



純粋にフォーだけでも、美味しくいただける料理です。



ベトナムに出かける前に、一度地元で挑戦してみるのも良いかもしれませんね。



沖縄にもありますよ。ベトナム料理店。

さすがに本場ものにはかないませんが、でも一番本場の味に近いと思います。



是非、リトルベトナム「Dao(ダオ)」へ出かけてチャレンジしてみてください!

幻なだけに、場所探せるかな?



詳しくはこちらです。



但し、日本でフォーをいただくと、 600円します。通常料金です!笑

しかたがないですよね。こればかりは。








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Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00 │ 【今日のトピックス】
この記事へのコメント
こんにちは、
ベトナム料理、チャレンジしてみます。
ヨーロッパやアメリカ、カナダ、オーストラリアにいっても
中華料理があり、ホットしたことを、思い出しました。
Posted by at 2008年01月20日 17:12
アジア人にはやっぱりアジア料理ですよ。
食べる物でアイデンティティーが確認できることろからすると
僕らうちな〜んちゅは旅中に「沖縄そば」が重要なカギを握っているような
気がします。
Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」@沖縄 WTPO主宰 : 松川夫婦「地球一周の旅プロジェクト」@沖縄 WTPO主宰 : 松川夫婦 at 2008年01月26日 12:27