2008年03月10日

タヒチアンさしみ

僕らがお気に入りの国・地域といえば、みなさんもよくご存知のとおり、

そう「タヒチ」です。




日本からは飛行機で16時間近くかけて行く南太平洋の楽園です。

場所は赤道よりも下で、オーストラリアと南米大陸の間にあって、

どちらかというとチリよりにある島々からなる地域です。



島はフランス領なのですが、独特の文化を持つポリネシア文化圏です。



もう少し詳しく知りたいという方はウィキペディアでどうぞ。



そんなタヒチで僕らがとてもびっくりしたことがあります。



それは、僕ら日本人にとってとても嬉しいことなんですが、、、

みなさん何だと思います?

みなさんもこれが外国であると、とても嬉しくなると思います。



さて、なんでしょう?



チッ、チッ、チッ、チッ、チッ、チッ。。。。。。



あれはタヒチ本島の中心街、海沿いの主要道路を北側からファアア空港方面へ

歩いている時のことです。



主要道路とは言っても、タヒチなのでそんなに交通量も多くない通りです。

人だかりができている場所があります。

そこは、島唯一のショッピングセンターです。



ショッピングセンターなので、いろんなテナントが集まっています。

洋服屋さんはもちろん、フードコート、お土産屋さん、本屋さん、果物屋さん。

そして何故か魚屋さんもあります。(なぜか!?)笑



僕らを嬉しくしてくれるものというのは、その魚屋さんで見つけることができます。



タヒチからイースター島へ向かう飛行機を押さえるためにツーリストへ向かっている

時に見つけたのですが、初めは目を疑いました。



現地はフランス領なので、もちろんお店の商品の表記はフランス語です。



オレンジジュースには、「Jus d‘orange」パイナップルには「Anana」

バゲットには「Baguette」と当然の表記がされています。



しかし、魚屋さんでびっくりするものを見つけました!

な、なんと!「Sashimi!」え!?「サシミ????」



タヒチアンさしみ

by VirtualErn”Deep Seafood Cafe - Lunch”on Flickr's CC



あ、あったのです。「サシミ」が。

最近サシミも国際化が進み海外のいろんな地域でみることができるのですが、

タヒチのサシミは違いました。



「Sashimi avec Wasabi」と書かれていて「ワサビ」付きなのです!!



ジャンレノ主演の映画がフランスで上映されただけあります。笑



「ワサビ付きのサシミ」があったのです。



もちろん醤油はワールドスタンダードなので、あります。



通常「サシミ」はフランス語で「Poisson cru(生の魚)」と表現されますが、

それは、もう国境を越えているようです。



サシミはタヒチの店頭でずらりと並び、20切れぐらい入って、値段は

「1000F」(日本円で約1000円)でした。



あの光景をみると、日本人の誰もが心を落ち着かせるでしょう。

お店のおばちゃんたちも、「ほら!あんたら日本人が大好きなサシミだよ」

という身振りをしながら、僕らに売ろうとするのです。



しかも、醤油はもちろん。ワサビ付き!!

ワサビはどこで仕入れているのかわかりませんが、あれは間違いなくワサビでした。



とても穏やかな気持ちになります。日本の味です。

マグロのサシミ、醤油とワサビ、大根の千切りはついていないものの、あれは

間違いなく我が日本人の心「サシミセット」です。



現地生産のヒナノビールのつまみにして食べると、さらに落ち着くのです。



同時にホームシックにもなりますが、、、笑



でも何故か、本場の味に近いものに外国で出会うと嬉しくなるのです。



あ、でもマグロは回遊魚なので、日本もタヒチも本場になるのかもしれません。













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Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00 │ 【今日のトピックス】