2008年06月29日

落書きin Italy

いや〜、こないだイタリアで短大生が歴史的建造物に落書きをしたという事件が

ありましたね。ネットにも載ってましたよ。ビックリしました。

というか恥ずかしい。本当に恥ずかしいです。



その前に、イースター島でフィンランド人の青年がモアイの耳を削って国外に持ち

出そうとした事件があって、それにもショックを受けましたが、今回は僕ら日本人が

起こした事件ということもあって、さらにショックが大きいですね。



「歴史」の重みを知らないのかもしれません。僕も知らない部類に入るかもしれませんが、

その短大生ほどではありません。

落書きですよ。しかも自分の名前です。修学旅行気分じゃないんですから。

本当に残念です。



落書きin Italy

by beggs"IMG_1225"on Flickr's CC



確かに日本の落書きは最近アートと呼ばれる側面もあります。

しかし、自分の名前ですからね。アートでもなんでもないですよね?

とにかくこういうことは、辞めて欲しいです。

僕らが海外に行った時に恥ずかしい思いをします。すでに僕のところにイタリア人の

友達から「こないだの事件、聞いた?」とお叱りのメールが届いています。

僕がやったことでもないのに。まるで僕ら日本人全部がやってしまったことみたいな

ニュアンスになるんです。



もちろん、その友人はそのへんのことはよく分かっている人なんですが、

どうしてもそういう目になってしまいますよね。

日本全体の問題ということになります。

海外からはとても羨ましがられる日本の教育ですが、こういう事件が起こっては

もともありません。

ワールドワイドな視点を持つというのは、こういうことをどう解決していくか

ということを考えることでもあると思うのです。

ある一国の財産に傷を付けてしまった。という認識ではなくて、僕ら人類の遺産に

傷が入った。という意識でこの事件を捉えなくてはいけないと思うのです。

そう言う意味では、僕らの国内で起こっていることも見逃してはいけませんよ。

それどころか、自分の身の回りで起こっていることが果たしてそれはワールドクラス

なのか?ということを考えなくてはいけません。



道ばたでゴミ捨ててませんか?最近はそんなにいないかな捨てる人?

じゃ〜、タバコの吸い殻は?

吸い殻のまだ残っている熱で大事な大事な道路に傷入れてませんか?

それは歴史的建造物に傷を入れるぐらいヒドいことなのです。



もうSave the Earth ではなく、Save myselfという域に入ってきています。

気をつけようね。まだまだこの地球が好きだから。









同じカテゴリー( 【今日のトピックス】)の記事
女性ひとり旅って
女性ひとり旅って(2009-05-29 07:00)

カイロ空港の秘密
カイロ空港の秘密(2009-05-28 07:00)

どこで勘定を?
どこで勘定を?(2009-05-27 07:00)

パペーテ着から学ぶ
パペーテ着から学ぶ(2009-05-26 07:00)

不思議ホテルの勧誘
不思議ホテルの勧誘(2009-05-25 07:00)


Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00 │ 【今日のトピックス】
この記事へのコメント
こんにちは

まだ、この地球が好きだから

すてきな言霊ありがとうございます。

親になると、子供が孫をみる、時代までも、
この地球で生きてゆく
人間の心も、大いなる自然も美しくあって欲しいですね。
Posted by 宝です~。 at 2008年06月29日 11:37