2008年08月11日

地球一周から学ぶ

こないだの北京オリンピックの開会式を見てとても感動したのは僕だけでは

ないと思います。いや〜、よかったですよね〜。いろんな国と地域の人の

笑顔が最高でした。僕らがこれまでに訪れた国がスタジアムに入場してくると、

やっぱり人ごとではなくなるんですよね。嬉しいものです。笑



地球一周から学ぶ

by Shahram Sharif"non title"on Flickr's CC



ですが、それとは逆にどこの国かわからないこともあります。

分離独立してできた新しい国などが紹介されると、その国に関する知識が

なくて、ネットで引っ張ってきて調べたりなどして「こんな地域があったんだ〜」

と妙に関心したりとオリンピックは僕らにとっても忙しいイベントのひとつなのでした。



例えばですね。たまたまテレビで見ているときに「マーシャル諸島という国が

今回初めてオリンピックに参加した」と紹介されました。今どき初参加という

のにはびっくりさせられました。てっきり全部の国が参加して当然だと思っていた

ので、初参加は意外だったのです。イラクが出場禁止から一転して参加可能になった

のはニュースで大きくとりあげられていて、よく知っていましたが、マーシャル諸島が

独立国であることは恥ずかしながら、僕は知りませんでした。




他にも東欧の国でまだぜんぜん聞いたことのない国、西アフリカにある小さな国。

僕らが普段あまり気にしない地域がこの地球にあるのです。人が生活を営んでいる

のです。僕らは彼らがそこに生きている以上、地球を旅するものとして行かない

わけにはいかないのです。変な使命感ですが、彼らがどんな生活をしているのか、

どんな考えをもった人間なのかを知る必要があるのです。それは世界平和実現の

ためではなく、ただ単純に同じ人間としての好奇心がそうさせるのです。そこが

秘境であればあるほど、僕らの冒険心をかき立てられるのです。



でも「よし、出発だ!」というふうに簡単にはいきません。僕らにももちろん

旅資金が必要です。お金が全てとはいいません。でも現実的に考えると必要としか

言えないのです。僕らには未だ見ぬ地球がまだまだ沢山あります。

一度、地球一周をして帰ってきたのですが、まだまだ見ていない地域があるのです。

生きている間、あと65年ぐらいありますが地球は3周ぐらいしないと思っている

のです。今度は家族全員で行きます。



そういう具体的な目標を持ってからか、僕らはいつしか日本という国が他の国に

比べてIT技術が進み、旅資金を作り出しやすい環境が整っていると感じ始めました。

日本という国のレベルは今凄いところまできています。

それはもの凄い莫大な旅資金を作ることはできませんが、タイで1ヶ月普通に生活

できる金額って日本円で2万円ぐらいで、その3ヶ月分ぐらいは作れることがある

のです。それをコツコツ1年貯めていけば自然に結構まとまった旅資金は貯まって

いきますよね?ロンドンのような物価の高い国には行きにくいのですが、でも、

その逆に行くには十分ですよね。



本当に日本は良い国です。僕らはこの日本の進化ぶりを誰にお礼をいえば良いのか

わかりません。

とりあえず、このレベルにまで到達してもらった先人たちに言いたいと思います。笑

地球を一周して初めて分かる日本という国。客観的に見て初めてわかることがある

のです。

夢の旅を実現するための基本的なことは、僕らが行なっている旅講座やプチ講座

などでもちょこっと教えています。毎回毎回そのことについてではありませんが、

渡航前準備の部分で紹介しています。

興味のある方は是非なんでも聞いて下さい。



日本に生まれてよかったことを実感してください。夢の旅を目の前に引き寄せて

ください。

僕らもマーシャル諸島のようなまだ見ぬ地球に少しでも近づきたいと思います。








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Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00 │ 【今日のトピックス】