2008年08月26日

雄大なトイレ

飛行機が何もない畑のど真ん中に着陸しようとしていました。

南米の内陸国ボリビアのサンタクルスにあるビルビル国際空港です。

国際空港というにはちょっと苦しく、まだ沖縄の国際空港ターミナルが

相応しいかもという雰囲気でした。



「凄いところに来た」と正直思いました。

日系の移民が多いと言われるこの国、よく彼らはここで頑張れたな。と心の中で

呟きました。

沖縄系移民が住んでいると言われている「オキナワコロニアル」を訪ねるのが

目的だったのですが、サンタクルス市内から車に乗って2時間ぐらいのところに

あると聞いていたので、意外と近いんだね。と思っていたのです。

しかし、僕は南米大陸を甘く見てました。どこまでも続く一直線な道、ドライバー

はどこにもハンドルを切ることがなく、ほとんど助手席の人と会話を楽しんでいる

ほどでした。地球の淵を見るかのような地平線、永遠に続くトウモロコシ畑、

綿菓子のような雲がぽつりぽつり、空気は若干、日本より薄い感じ、それはもう

僕ら日本人が見たことのない景色がずっーーーと続くのでした。



1時間ぐらい車に乗っていると事件は起こりました!

「自然が呼んでいる。。。」「トイレに行きたい。。。」「うぁ最悪。。」

と思っていると、苦し紛れのスペイン語で出て来た単語は「バーニョ」!

そう、「トイレ」という意味です。まるで子供のように「お母さん、トイレ。。。」

みたいな感じで運転手さんにそう言いました。

するとその運転手さん!笑顔で「Si!」(はい!)といい、車を路肩に止めました。

車を降りると彼はトウモロコシ畑を指差してます。笑



雄大なトイレ

by Ivan Gaytan"nontitle"on Flikr's CC




マジ?ここで?僕は田舎育ちなのでそんなことは平気でしたが、

「でも、まさか神聖なトウモロコシ畑の中で?」みたいな気持ちがあったのです。

トウモロコシ畑と言えば、ケビンコスナー主演の映画「フィールド オブ ドリームス」

のキレイなイメージがあったのです。



自然が呼んでいるので仕方ありません。僕はトウモロコシ畑に入って行きました。

なんだか恥ずかしかったので結構奥まで入って行きました。笑

すると、誰かがしゃがんでいます!お、おい!!ビックリしました!現地の人も

用をたしていたのです。しかも大きいのをね。笑 スペイン語で何だかものすごい

テンションで怒っています。笑 不謹慎にも笑えました。(爆笑)

「Perdon!」(ごめん!)と言いながら、別の場所に行って僕も用をたしました。

「ライ麦畑でつかまえて」ならぬ「トウモロコシ畑でつかまえて」笑

出すべき物を出して、(表現がリアルね。ごめんね。)気持ちすっきり!



すると、僕の目の前には地平線の向こうに沈もうとしている夕日がありました。

BGMはテレビ番組「世界遺産」のテーマ曲。そこで見たのは「雄大なトイレ」でした。

いつもより何倍も気持ちがすっきりしました。



そして、空を見上げて最後に見たのはキラキラと輝く「南十字星」だったのです。








同じカテゴリー( 【今日のトピックス】)の記事
女性ひとり旅って
女性ひとり旅って(2009-05-29 07:00)

カイロ空港の秘密
カイロ空港の秘密(2009-05-28 07:00)

どこで勘定を?
どこで勘定を?(2009-05-27 07:00)

パペーテ着から学ぶ
パペーテ着から学ぶ(2009-05-26 07:00)

不思議ホテルの勧誘
不思議ホテルの勧誘(2009-05-25 07:00)


Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00 │ 【今日のトピックス】