2008年08月29日

ユーロスターで異音騒ぎ?

僕らの旅は、イギリスのロンドンで中間地点でした。

最初っからその計画でロンドンからフランスに渡ろうということで、

念願のユーロスターにも乗ることができました。

車内からのあの景色。忘れられません。長いトンネル、おそらくドーバー

海峡の下。忘れられません。2カ国をまたぐということで英語とフランス語の

車内アナウンス。それも忘れられません。

しかし、料金の高さ。それはもう忘れました。笑



ユーロスターで異音騒ぎ?

by ryu-one"P1000134"on Flickr's CC




おっと、すみません。今日話題にしたいのはこんなことではありません。

ユーロスター内で起こった忘れられない事件のことを話したいのです。

あれは乗り来んで1時間ぐらいしてからの話なのですが、僕らは旅の中間地点

ということもあって、これまでの反省会とこれからのプランを話し合っていた

のです。普段から僕ら夫婦は会議好きで、日本でも毎日2時間ぐらいは夫婦会議を

しているので、ユーロスターでちょこっとというのは何のわけもありませんでした。

「さぁ、会議を始めよう!」というかけ声もなしに自然に会議が始まっていました。

すると会議の途中、そんなに大きな声で話しているわけでもないのに、周りの人が

僕らをジロジロ見始めるのです。「何だろう?」的な目をして僕らを見るのです。



イギリス人が音に敏感だという話が聞いたことがありましたが、でも電車の中で

喋ってはいけないというルールはありません。むしろイギリスの鉄道内では飲食

OKなので、規制されるのはそっちのほうでしょ。とも思ってしまいました。



あまりに周りの人が気にするので、さすがに僕も気にしはじめ、あることを思い

出しました。大学時代に受けた英語音声学の授業です。どうやら、人間の耳という

のは、普段聞き慣れていない言語を耳にした時、あまり受け入れられないそうです。

それは耳の構造上ではなく、心理的なことが働いてそうなり、もともと異質なものを

受け入れたがらない保守的な心理を持っているのだとか。。。。

さらに東洋の言葉というのは西洋の言葉に比べて抑揚がありすぎて、西洋人には

すこし耳障りに聞こえるそうです。

僕らが中国人や朝鮮人の言葉を聞いた時に、なんとなく耳に障る感じがありますよね?

あの感覚です。残念ながら日本人の声もユーロスターに乗っていたイギリス人らしき

人たちには耳障りだったのです。



それを証明することができるテレビ番組があります。

ニュースキャスターの滝川クリステルの声が他の番組に出ている日本人のニュース

キャスターに比べて若干低めなんです。彼女は西洋人との間に生まれた人なので、

そういう耳を持ったんですね。



今度、確かめて見て下さい。僕は毎晩確かめています。笑









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Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00 │ 【今日のトピックス】