2008年09月28日

ターミネターと幼児虐待

今日の話題はとても興味深いので敢えてここで取り上げたいと思います。



先日、実家に帰った時に従姉妹の子供J君(4)が遊びにきていました。

とても可愛い子で賢く、とても4歳には思えないぐらいのことをやってしまう子

なのです。

2人でじゃれ合って遊んでいると、テレビで映画が始まりました。

映画のタイトルは「ターミネ―ター2」(笑)これまたハードな映画です。

でもJ君はこの映画がとても大好きで「将来はスパイダーマンになりたい!」と

言い兼ねないぐらいなんです。



映画はストーリーが進んでいきます。ジョンコナーが旧式のターミネーターと

共に逃げ、刑務所に入れられているサラコナーを助けに行くが、その行く手を

阻む新型のターミネーター登場!というおなじみの内容です。銃撃戦はもちろん、

人が倒れ強烈なシーンが次々と出てくるのです。4歳のJ君には何がなんだか

わかりません。「おそらくわけ分かんないだろうな?」と思っていると、

さすがJ君です。分からないことを解決したいのか、僕に質問攻めです。



ターミネターと幼児虐待

by Orin Optiglot"Terminate Rohan"on Flickr's CC




「ね〜、なんで新型のターミネーターは悪い人なの〜?」

「未来ってどこ〜?」

「何で溶けたターミネーターが元にもどるの〜?」

「ターミネーターは銃で撃っても死なないの〜?」



本当にもっともなことを聞いて来ます。ある意味とてもやばいです。。。

ズバリです。子供の質問っていうのは的を得すぎていますよね?



その話を面白がってアメリカに住んでいる妹に電話で話ました。

すると、妹が「にーにーたち幼児虐待だよ。日本って怖い〜。」と言うのです。

いや、そういうことがあるというのは分かっていました。さすがに知ってはいます

よ〜。アメリカでそういうことが幼児虐待にあたるというのは分かっていました。

でもまさか知らず知らずのうちにそうしてしまっているとは。。。



言われてみればそうなんですよね。子供があの残虐なシーンを見るわけです。

あり得ないですよね?あってはいけないですよね?もっと誤解を生まない映画を

見るべきだと思います。



僕がアメリカに滞在した時の家で、親が子供たちに絶対見てはいけないテレビ番組に

「ザ・シンプソンズ」を指定していたことを思い出しました。ビックリしました。

キャラの乱暴なものの言い方、激しい反抗。面白おかしく残虐なことが起きる

あの番組。絵はアニメだけど、そういう番組として位置づけられていたのです。



そうすると、日本のアニメってどうなんでしょう?

旅先のフランスで放送されていた「ドラゴンボール」「マジンガーZ」タイで放送

されていた「クレヨンしんちゃん」イタリアでの「北斗の拳」しかもアメリカで

実写版が映画化されると言われてもいます。



ん〜。考えてしまいます。









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Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00 │ 【今日のトピックス】