2008年09月30日

増そう!安心ホテル

こないだとても悲しい事件がありましたよね?パキスタンでのテロと見られて

いる爆発事件です。負傷者が266人出ているという新聞記事を読みました。

チェコの政府関係者が53人も亡くなってしまいました。とても残念です。

沖縄の地元の新聞には「沖縄県人の方は無事」と出ていてホッとする反面、やっぱり

亡くなった人がいることは事実でとても複雑な心境になります。



爆発したのは、アメリカ系高級ホテル。「やっぱりそうなんだ」と思ってしまうのは

僕だけではないと思います。世界的な政治の流れを見ているとアメリカ系の建物が

ターゲットになってしまうのはみなさんもよくご存知だと思うのですが、日本にいると

ピンとこないですよね?それだけ日本が安全な国である証拠でもあるのですが、日本に

いるとその緊張感は伝わってきません。

なので僕らは危機管理をイメージしにくいのです。



増そう!安心ホテル

by jzakariya"Islamabad Burns, Does anyone Care"on Flickr's CC

(騒然としたパキスタン)




旅に出ると、世界で起こっていることがとても身近に感じることがあります。

ホテルのロビーで旅行者たちが会話しているのを聞くとそれをすぐに感じます。

今回のような事件が起きた時にやっぱりホテルの変更を考える人たちが出てきて

「どうする?移ろうか?やっぱり心配だよね。」と会話をしているのです。



こんなことをいうのはとても残念ですが、やっぱりアメリカ系の建物は標的に

なってしまうのです。それとアメリカ人自身も狙われてしまうのです。しかも何も

関係のない人がです。誰が悪いとも言いたくありません。街にでてシュプレヒコールも

したくありません。もっとシンプルに地球に住んでいるみんなが友達になって欲しい

のです。



もっともっと庶民的な繋がりが強くなることでこの地球にいざこざが無くなると

僕らは考えています。なので僕らは旅先でいろんな国に友達を増やそうとするのです。



僕はここでみなさんに旅行を薦めますが、ただ外国を楽しんできて欲しいだけでは

ありません。現地の人たちとの交流を大事にして欲しいのです。言葉が通じなくても心は

通じます。愛情は表情でも表現することができます。帰国してからでも出会った人たちの

ことを思うことができます。



訪れた国の経済状況が理由でパソコンを持つことができない地域もあるので、とても

原始的なやりとりである文通でも交流はできると思うのです。もし相手が文字を書け

ない人であれば、写真や絵でも気持ちを伝えることはできます。

僕らがいろんな枠を超えて会話をすることが国際的な問題を解決する最善の策と

考えています。

みなさんもどんどん会話していきましょうよ。どんな手段でもいいんです。

一生懸命伝えることが大事だと思うので、みなさんなりの表現力で伝えることを試みて

ください。



みんなで、どの国のどんなホテルでも安心して滞在できる世の中を作っていきま

しょうよ。








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Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00 │ 【今日のトピックス】