2008年12月04日

紛争請負人?

ジョンレノンの命日が近いからこの話というわけではないのですが、先日テレビで

とてもとても素晴らしい活動が紹介されていたので、今日はそのことに触れていきたい

です。



沖縄ではつい最近やっていたのですが、日本テレビでは11月15日に放送されたよう

ですね。

「世界一受けたい授業」に「紛争請負人」である東京外語大学の教授・伊勢崎賢治先生

が出演していたのです。

僕は彼の存在を初めて知りましたが、話し合いで紛争を解決するというなんとも

体当たり的な紛争解決活動をしているというのです。



詳しい彼の活動は、どうぞ番組のサイトに飛んで見てください。ここです。



とても最高な活動です。



番組ではとても衝撃的なことが伝えられていました。

もしチャンスがあるなら、番組の録画とか見られるのあれば、是非見て欲しいです。

多くの人に見て欲しいです。



紛争請負人?

by Cristiano Betta"Fairy for Peace"on Flickr's CC




ちょっとだけ話すと、

僕ら日本人が世界の平和のためにできることがあるのです。

日本は日露戦争であの大国ロシアに勝ってしまった国です。でもあのアメリカに原爆投下

され焼け野原にされた国でもあります。まっさらな状態から高度成長を成し遂げたまさに

世界のなかでもお手本的国なのです。



伊勢崎先生がそんなふうに話していました。



まさにそのとおりですで、というかそういうふうに感じる時があります。

旅先でいろんな国の人に会うのですが、相手がどの国の人かで僕ら日本人はその人たちに

配慮した言葉がかけられるとても特殊な人種でもあるのです。



こんな話があります。地球外生命体が地球に侵略か友好条約の締結が目的でやって来た時に

地球上でもっともその交渉に適しているのが、僕ら日本人というのです。

すぐ戦おうとせず、相手をよーくみながら温厚なもてなしができ、でもだからといって

完全に心を許しているわけではないという、極めて曖昧ですが、見方によっては中庸、

バランスをとることができる人種という点がその理由だそうです。



いや〜。誇れますよね? 僕ら日本人。



話戻って、伊勢崎先生、その日本人の立場を上手に使って素晴らしい仕事をしています。

とても感動しました。

あらゆる平和活動のなかでもっとも紛争解決に近い活動という気がしました。

彼の活動は僕らがとても真似ができることではないのですが、僕らのような一般の

人間にできることがあると思うのです。



日本人という立場で、被爆国の人間として、地上戦が行なわれた沖縄という地域を

持つ国の人間として、これから世界中のたくさんの人間に会い「友達なって」という

ことが一番にできることだと思うのです。



マザーテレサも言っていますが、

僕は「反戦」を訴えるよりも「平和に繋がるとても身近な活動」をしていきたいと

思います。



旅先で多くの友達を増やすこと。僕らの旅の目的でもあります。



みなさんも是非。









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Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00 │ 【今日のトピックス】