2008年12月16日
ポーのお墓
今日はあまり似合わないような気もするのですが、芸術作品の話でも!
というのはとても印象に残っているものがあるのです。なんでなのでしょう?
そこまで芸術に対して執着心がないというか、見たままでいいのに評論家とかが絶賛して
いると引いてしまうんですよね。でも単純に心にずっと残っているんです。
これだけの印象?残像?が残っているのには何かわけがあると思っているので、今日は
書く運命にあったんだな?と勝手に思っています。
フランスのルーブル博物館で見た「プィリップ ポーのお墓」です。
せっかくなので写真も載せますね。
とても印象に残るのでみなさんにも、是非見ていただきたいです。

by Cynewulf"Funerary Sculpture in the Louvre"on Flickr's CC
黒いマントを着て、男たちが重い足取りで墓碑を運んでいく姿がとてもリアルに表現されて
いて、間近で見ているととてもそのプィリップがいかに有力者であったか?ということまで
伝わってくるぐらいに圧倒されます。
葬儀のワンシーンを描写したものだと思うのですが、身近な人を亡くしたことのある人。
遺族側になったことのある人は自ずと見ていて涙が出てくる作品だと思います。
大きな男たちの背中なのに、悲しみに打ちひしがれている様子がよく表現されていて、
この作品はそのバックグラウンドを知らなくても人類を代表する作品だと分かります。
この作品の雰囲気は本当になんとも言えないぐらい静寂だけがそこにあるのです。
通常、芸術作品はその作品の背景を把握した上で見ることが楽しめると言われていますが、
これはそう言うこと無しにダイレクトに見に行っても、良さが伝わってくるものだと思います。
ルーブルには僕たちが教科書で見た素敵な作品があります。ミロのビーナスなんかもそう
ですよね?モナリザもそうですよね?
いわゆるメジャーな作品。それはそれでやっぱり見応えのあるものですが、人だかりが
出来ていてちょっとその雰囲気に踊らされている感じもあるのです。
ですが「プィリップ ポーのお墓」は違います。
本当にひっそりと静かに見ることができるのです。
もともと人の注目を集めない作品だと思うのです。テーマがテーマなのでそうなって自然だ
と思います。
この作品の背景が書かれた公式のページもあるのですが、でもここでのリンクは
やめましょうね。
みなさんにも、直感でそれを感じ取って欲しいのです。
余分な情報が入るとそれはそれでまた違った物になる可能性だってあるからです。
みなさんには、ルーブルの「プィリップ ポーのお墓」とだけ覚えて欲しいのです。
芸術作品って心の鏡みたいなものなんですね。自分が生きてきた物事の深さを写し出す
というか、感じる側が勝手にそれを受けているというか。
そういう意味では、美術館に行くことは旅での自分の成長度を確かめられる場所になるの
かもしれません。
みなさんもぜひ、旅先での美術館へ足を運んでみてください。
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というのはとても印象に残っているものがあるのです。なんでなのでしょう?
そこまで芸術に対して執着心がないというか、見たままでいいのに評論家とかが絶賛して
いると引いてしまうんですよね。でも単純に心にずっと残っているんです。
これだけの印象?残像?が残っているのには何かわけがあると思っているので、今日は
書く運命にあったんだな?と勝手に思っています。
フランスのルーブル博物館で見た「プィリップ ポーのお墓」です。
せっかくなので写真も載せますね。
とても印象に残るのでみなさんにも、是非見ていただきたいです。

by Cynewulf"Funerary Sculpture in the Louvre"on Flickr's CC
黒いマントを着て、男たちが重い足取りで墓碑を運んでいく姿がとてもリアルに表現されて
いて、間近で見ているととてもそのプィリップがいかに有力者であったか?ということまで
伝わってくるぐらいに圧倒されます。
葬儀のワンシーンを描写したものだと思うのですが、身近な人を亡くしたことのある人。
遺族側になったことのある人は自ずと見ていて涙が出てくる作品だと思います。
大きな男たちの背中なのに、悲しみに打ちひしがれている様子がよく表現されていて、
この作品はそのバックグラウンドを知らなくても人類を代表する作品だと分かります。
この作品の雰囲気は本当になんとも言えないぐらい静寂だけがそこにあるのです。
通常、芸術作品はその作品の背景を把握した上で見ることが楽しめると言われていますが、
これはそう言うこと無しにダイレクトに見に行っても、良さが伝わってくるものだと思います。
ルーブルには僕たちが教科書で見た素敵な作品があります。ミロのビーナスなんかもそう
ですよね?モナリザもそうですよね?
いわゆるメジャーな作品。それはそれでやっぱり見応えのあるものですが、人だかりが
出来ていてちょっとその雰囲気に踊らされている感じもあるのです。
ですが「プィリップ ポーのお墓」は違います。
本当にひっそりと静かに見ることができるのです。
もともと人の注目を集めない作品だと思うのです。テーマがテーマなのでそうなって自然だ
と思います。
この作品の背景が書かれた公式のページもあるのですが、でもここでのリンクは
やめましょうね。
みなさんにも、直感でそれを感じ取って欲しいのです。
余分な情報が入るとそれはそれでまた違った物になる可能性だってあるからです。
みなさんには、ルーブルの「プィリップ ポーのお墓」とだけ覚えて欲しいのです。
芸術作品って心の鏡みたいなものなんですね。自分が生きてきた物事の深さを写し出す
というか、感じる側が勝手にそれを受けているというか。
そういう意味では、美術館に行くことは旅での自分の成長度を確かめられる場所になるの
かもしれません。
みなさんもぜひ、旅先での美術館へ足を運んでみてください。
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Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00
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