2008年12月19日

入国審査というハードル

はっきり言っておきますが、これはワザではありません。



事実としてみなさんに伝えておかなければいけないことです。



みなさんは海外へ渡航される時、ビザ申請なるものをしていったりしますよね?

もちろん申請の必要な国であればの話ですが、そうでないと入国できないので、

きちんと調べて渡航されるはずです。



ですが、必ずといっていいほど忘れる人がいます。団体旅行では事前に確認作業がある

ので、漏れるということはないと思いますが、個人で旅行となるといるんですよね。



海外の入国管理局の前に必ずといっていいほど、立ち往生している若い日本人がいる

もんです。

本当に困った顔をして、入国できていない人がいるのです。



入国審査というハードル

by daisybush""Angel of the South" - Press Launch"on Flickr's CC





でも、こんなことがありました。これはどこの国とは言えませんが、振興国での話です。

何度も何度も入国を拒否されている人が、パスポートに20ドルを挟んで渡したところ、

なんとスムーズに通ったのです!僕は近くで見ていたのですが、入国審査官は「仕方ない

なぁ〜」という顔をして、「次からは気をつけてください」と言わんばかりにその人を

入国させたのです。



振興国独得の職権乱用です。日本では絶対にありません。イギリスでもありません。

おそらく天と地面がひっくり返ってもありません。

なのに、あっさりそんなことが起きてしまったのです。



審査官がきびしかったというよりは、むしろ個人旅行者がターゲットにされた形です。

振興国ではそんなことも起きてしまいます。

あえてどこの国とはいいませんが、日本ではありえないことが起きてしまうのです。



しかし、これはとても難題でもあります。審査官がそういうつもりでなかった場合は

大変なことになってしまします。



その国の法律に欺くわけですから、法的な処置をとられてもおかしくないのです。

楽しいはずの旅行も台無し。入国からそんなことになれば、テンションも下がります

よね?

なるだけ避けたいものです。



避けるためには、日本での準備を怠らないということなのです。

とても基本的なことなのですが、ビザ申請が必要な国なのか?

そうでない国なのか?パスポートの有効残期限はどのぐらい必要なのか?

実はこの残期限も意外とみなさん忘れがちです。ビザは持っていたものの残期限が

たりなくて、足止めということがあります。



入国審査のために残しておかないといけないパスポートの残り期限。もし足りなかった

ら、もう一度更新手続きか申請し直しということになります。

そうなってくるとますます入国というものが厳しくなってきます。

20ドル挟んでという話ではとてもじゃないけど無理ということになるのです。



当然のことですが、その当然のことが出来ていて楽しい旅行だと思うので、楽しくする

ために義務は果たしましょう!



あなたは20ドルに一発かけますか?それとも当然のことを果たしますか?



言うまでもないですよね?










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Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00 │ 【今日のトピックス】