2008年12月22日

体調を崩す魔の気温

地球一周に限らず、旅行をしていると体調を崩してしまうことがあります。

単発の旅行と長期の旅行でも大きな違いは、日本に帰ってきて環境を元に戻して体調を

整えることができるか?です。



長旅となると、自己管理の徹底が必要になり体調を崩し始めのころに早くそれを察知し、

最小限に抑えるとということがとても大切になります。病状が悪くなってしまうと、

保険の利かない医療費がかかり、場合によっては即現金が必要になり、返ってくるとは

いうもののやっぱり痛い一時的な出費になるのです。



旅行の前にみなさんも現地の気候や天気、気温を調べていきますよね?

とても大切なことです。自分が行く時期は1年の中でどんな気候の時なのか、年間を

とおして、気候がどう動いていくのかを事前にチェックするというのはその土地を知る

という上で、旅行を楽しくするという意味で外せないチェックなのです。



体調を崩す魔の気温

by Indie Wench"non-title"on Flickr's CC




その中でも最も大事なものは、「1日の気温の高低差」です。

これはなかなか調べにくいという思うのですが、必ず調べて行くようにしてください。



人間は気温が急に変わった時に体力を奪われると言われています。

昼間は25℃近くだったのに、夜は10℃以下という街もあります。中には昼間が38℃で

夜に10℃前後ということもあります。



僕らの旅の中でもそう言う場所がありました。内陸にある現象で日本人がなかなか

それを体験できないことから僕らがその変化に慣れていないということもあります。

島国ですからね。日本は。



オーストラリアの砂漠地帯、エアーズロックです。

昼間はジーンズが2時間でパリパリに乾き、恐ろしいぐらいに乾燥し、気温は38℃。

よりは若干冷たい風が吹き、セーターみたいなものを着ていないと寒く感じてしまう

のです。朝は寒さで起きたぐらいです。



1日の温度の高低差は28℃。



気温の差が僕らの体力を奪いました。僕らはエアーズロックを近くで見ようとツアーに

出かけたので、それに併せて体力を奪われました。



よく考えるととても無謀なことですが、その原因は暑さもあったのですが、その後、

夕方に冷めた風が僕らの体に当たったというのが体調を崩していきそうになったのです。

僕の鼻から鼻血が出始めたのは、急激な体調の変化を表していたのでしょう。



幸い妻が医療従事者なので、その変化にはいち早く対応し、体を温め、休めることで

最小限に抑えることに成功したのです。



秋のスペインなんかはとても冷え込みます。昼間はとても暑いのに朝だけグンと冷え

込みます。北アメリカの西側海岸線から少し内陸に入ったところなんかも同じような

ことが起こります。



共通していることは、どちらも乾燥しているということです。この乾燥が気候に大きな

変化をもたらし、気温を上下させ、確実に僕らの体に影響を与えるのです。

現地にいてもとても気持ちがいいもんなんです。日本より乾燥しているので、肌に汗が

べたつかず、サラサラしていて何となく気持ちがいい感じさえします。



ですが、乾燥しているのでその汗が蒸発しているだけなのです。実際はとても汗をかいて

いるのです。

ひそかに脱水が起きているということ忘れないでください。



こういうことも含めて旅なのです。Have a Nice Trip!










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Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00 │ 【今日のトピックス】