2009年01月02日

アオザイが消える?

ベトナムの伝統的な民族衣装アオザイ。とてもキレイですよね?



よく体のラインがよく見えて美しいとか言いますけど、確かにそうですが、現地の田園

風景で自転車に乗って学校に通う学生がアオザイを来ているあの景色のほうがもっと味

があっていいものです。



以前は学生のほとんどがアオザイでいわゆる学生服のように着ていたそうです。

ですがココ最近、減っているという話を聞いたことがあります。その理由は学生さん

たちが西洋人スタイルに憧れ、ジーンズを着始めているということと、もうひとつ意外

な理由があるのです。



アオザイが消える?

by rapidacid”Back to home sweet home”on Flickr's CC



先日も新聞の記事になっていましたね。



そう「ファストフードのベトナム進出」だそうです。

どこの系列とは言えませんが、あの大きな世界チェーンです。もうお分かりですよね?

僕も大好きなお店のひとつなので、あまり悪くは書きたくないのですが、でもこうなる

と悪く書かざるを得ません。真実だからです。



ここ最近のベトナムは経済成長が著しく、とにかくどんどん前に進め進めの発展ぶり

なんですね。すると外資系の企業も入って来るわけです。



そのファストフード店はホーチミン市にも進出しました。すると!

来店に若い人たちの長蛇の列が連日できているそうで、圧倒的な人気を誇るそうです。

すると心配になるのがメタボリック!です。



比較的ベトナムというと、男女スタイルのいい人が街を闊歩していることが多いのです

が、これからは違ってきそうです。

ずんぐりむっくりな人たちがベトナムの街を歩くことになると思います。

僕も人のことはとやかく言えませんが、ずんぐりはうんざりです。しかもベトナムで

だなんて、とても残念です。



あの美しい国の姿はどこにいくのでしょうか?



誰がそうさせていくのでしょうか?外資系のがあの企業が悪いということになるので

しょうか?それともそれに流される現地の人なのでしょうか?



日本も含めて、外資系の企業に各国の古来のものを奪われたような気がするのですが、

気のせいでしょうか?



企業がというよりは、大量生産という仕組みがそうさせてしまったのではないかと

考えるのです。



沖縄に限りなく自給自足なお店があります。

一度だけ興味本位で出かけたことがあるのですが、そこで面白い出来事がありました。

かき揚げ丼なるものを注文したのですが、お店の人が出て来て、



「すみません。今日はニワトリが卵を産んでないので、卵なしの丼でもいいですか?」



といいました。



僕は大爆笑!これぞまさに新時代の幕開けだと思いました。もちろんその丼の値段は

50円安くなりましたが、僕らはニワトリが卵を産まないと卵を食べられないはずです。

そうですよね?



産んでないのに食べられるのはある意味不自然といえば、不自然なわけです。

なのに大量に手に入る。思わず食べることにブレーキが効かない。



ベトナムはまさにそのブレーキが利かない状態にしかも最好調に達しているわけです。



そうそう。アオザイが消えるというのは、メタボリックによりあの美しいスタイルが

失われ、美しくアオザイを着る人が減っていくということなのです。



僕らが着物を着なくなったようにベトナムも伝統的な民族衣装を着なくなってしまう

日がくるのでしょうか?



そう考えると今でベトナムへ行って見ておいた方がいいような気がします。



田舎に行けば行くほど、アオザイが似合う風景が見られます。

僕のお薦めはダナンからミーソン遺跡に向う途中で見られる田園風景です。

朝、自転車で学校に向う少女たち。戯れてなかなか前に進まない子供たちの列とあの

バックに見える田んぼはどこか僕たちが忘れたものを思い出させてくれます。

一度見る価値がある風景です。



そして、その時は僕らの地球の将来を考える時間になるのかもしれません。










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Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00 │ 【今日のトピックス】