2009年01月05日
バイオ燃料で飛ぶ飛行機
先日、目を疑うような新聞記事を読みました。
それは「バイオ燃料で飛ぶ飛行機の実験飛行に成功した」というものでした。
実験に成功したのはニュージーランド航空。
「ついにやってくれましたか!ニュージーランド!」という気持ちにさえなってしまい
ました。
ニュージーランドという国はとても魅力的です。そんなに見所もなく、都会もそんなに
ゴージャスな感じでもないし、人もわんさかいない。
こんな風に表現すると「え?何その国、本当に魅力的なの?」と言われそうですが、
だからこそ魅力的なのです。人が溢れていない分、とても落ち着いて生きることができる
し、都会的でないから自然も守れる。都会でないからいわゆる世間一般でいう見所はない、
でも大自然がたっぷり。
そんなお国柄だから出てきたエコな発想、そして燃料だと思うのです。

by PhillipC"Engineering delay, Wellington, 28 July 2008"on Flickr's CC
非常に将来の地球のモデルになると思われる国と地域なのです。
僕のような素人でもそんなふうに見えるので、環境のプロの皆さんが見たら、もっとそう
思えるに違いありません。
しかもですよ。飛行機の燃料をバイオ化したということですから、これまた時代の先を
見ているという感じもします。世の中がさらなる大量移送の時代をこれから迎えようと
している中で、ただ効率化を図るのではなく、広い視野で考え、それが将来のためにまで
なるという素晴らしい考えの元にコストカット&バイオ化というわけです。
さらに食用でもない飼料用でもない多年生植物の「ナンヨウアブラギリ」からとれる油を
使ったとのことです。
食用、そして飼料用の植物と切り離すことで、食用になる植物の価格の高騰を避けようと
いうのが狙いで、なるだけ低コストで実現できることにも注目しています。
これ以上のことはないと思います。
以前ブラジルでトウモロコシが代替燃料の候補に上がった時、価格が高騰したのを教訓に
した結果でもあります。
こんな結果をはじき出した背景にやはりニュージーランドの人の生き方が、ライフスタイル
があると思います。無駄なものを出さない。なるだけ身の回りにあるものを使って、さらに
バランスよく。という姿勢がいい方向に傾いたと思います。
実際にニュージーランドの街を歩くと分かるような気がしてくるのです。
空港からダウンタウンまでバスを定期で運転しているオジさんが、どこかの国から来たとて
もセカセカした乗客に「あの〜、もう少し急いでもらえませんか?」と言われ、「そんなに
急いでこれ以上CO2を増やしたいのか?俺は子供たちにこの地球を残したい」と言ったぐ
らいです。
とても地球環境保護のことが根付いていますよね?
素敵なことだと思います。
僕らも見習わないといけないし、グローバルな視点を持って地球規模で具体的な活動をして
いくことが必要だと思います。
ニュージーランドはそんな気持ちにさせてくれるとてもいい所です。自然が多く残っている
のが地元の人を育てたのでしょう。啓発活動もとても発展していったのでしょう。
そんな所にいくと、僕らも知らないフリができなくなるのです。
ニュージーに行った時は高台に上がって街の風景を見渡して見て下さい。
緑が広がり、ビルとミドリのバランスがとてもよく、調和のとれた風景が僕らの目に飛び
込んでくるのです。
どこかの国のように、ただただビルが建ち並んでいるだけではないのです。
沖縄もこんなに綺麗な海が目の前にあるのに、地元の人がそれを意識できてないことが
比較的多いと思います。
僕ら沖縄の人が、あ、いや沖縄好きな日本人のみなさんが率先して、未来の子供たちに
居場所を残してあげないといけないような気がするのです。
ニュージーランドに行って今日のことを感じない人はいないと思います。
もしそう感じなかったら、一度自分の考え、価値観を疑ってみるのも悪くないと思います。
みなさんもぜひ!NZへ。
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それは「バイオ燃料で飛ぶ飛行機の実験飛行に成功した」というものでした。
実験に成功したのはニュージーランド航空。
「ついにやってくれましたか!ニュージーランド!」という気持ちにさえなってしまい
ました。
ニュージーランドという国はとても魅力的です。そんなに見所もなく、都会もそんなに
ゴージャスな感じでもないし、人もわんさかいない。
こんな風に表現すると「え?何その国、本当に魅力的なの?」と言われそうですが、
だからこそ魅力的なのです。人が溢れていない分、とても落ち着いて生きることができる
し、都会的でないから自然も守れる。都会でないからいわゆる世間一般でいう見所はない、
でも大自然がたっぷり。
そんなお国柄だから出てきたエコな発想、そして燃料だと思うのです。

by PhillipC"Engineering delay, Wellington, 28 July 2008"on Flickr's CC
非常に将来の地球のモデルになると思われる国と地域なのです。
僕のような素人でもそんなふうに見えるので、環境のプロの皆さんが見たら、もっとそう
思えるに違いありません。
しかもですよ。飛行機の燃料をバイオ化したということですから、これまた時代の先を
見ているという感じもします。世の中がさらなる大量移送の時代をこれから迎えようと
している中で、ただ効率化を図るのではなく、広い視野で考え、それが将来のためにまで
なるという素晴らしい考えの元にコストカット&バイオ化というわけです。
さらに食用でもない飼料用でもない多年生植物の「ナンヨウアブラギリ」からとれる油を
使ったとのことです。
食用、そして飼料用の植物と切り離すことで、食用になる植物の価格の高騰を避けようと
いうのが狙いで、なるだけ低コストで実現できることにも注目しています。
これ以上のことはないと思います。
以前ブラジルでトウモロコシが代替燃料の候補に上がった時、価格が高騰したのを教訓に
した結果でもあります。
こんな結果をはじき出した背景にやはりニュージーランドの人の生き方が、ライフスタイル
があると思います。無駄なものを出さない。なるだけ身の回りにあるものを使って、さらに
バランスよく。という姿勢がいい方向に傾いたと思います。
実際にニュージーランドの街を歩くと分かるような気がしてくるのです。
空港からダウンタウンまでバスを定期で運転しているオジさんが、どこかの国から来たとて
もセカセカした乗客に「あの〜、もう少し急いでもらえませんか?」と言われ、「そんなに
急いでこれ以上CO2を増やしたいのか?俺は子供たちにこの地球を残したい」と言ったぐ
らいです。
とても地球環境保護のことが根付いていますよね?
素敵なことだと思います。
僕らも見習わないといけないし、グローバルな視点を持って地球規模で具体的な活動をして
いくことが必要だと思います。
ニュージーランドはそんな気持ちにさせてくれるとてもいい所です。自然が多く残っている
のが地元の人を育てたのでしょう。啓発活動もとても発展していったのでしょう。
そんな所にいくと、僕らも知らないフリができなくなるのです。
ニュージーに行った時は高台に上がって街の風景を見渡して見て下さい。
緑が広がり、ビルとミドリのバランスがとてもよく、調和のとれた風景が僕らの目に飛び
込んでくるのです。
どこかの国のように、ただただビルが建ち並んでいるだけではないのです。
沖縄もこんなに綺麗な海が目の前にあるのに、地元の人がそれを意識できてないことが
比較的多いと思います。
僕ら沖縄の人が、あ、いや沖縄好きな日本人のみなさんが率先して、未来の子供たちに
居場所を残してあげないといけないような気がするのです。
ニュージーランドに行って今日のことを感じない人はいないと思います。
もしそう感じなかったら、一度自分の考え、価値観を疑ってみるのも悪くないと思います。
みなさんもぜひ!NZへ。
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Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00
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