2009年02月24日

地球を旅すること

また嬉しいことがありました。

4月から地球一周の旅に出るという方にお会いしたのです。

しかも!沖縄に住んでいる方です。


あまり沖縄で見つけることはできないので、とても嬉しかったのです。

直感でわかります。夢を実現できる人が。



彼の名前は長濱さん。琉球大学の4年生で、ジャーナリズムを専攻しています。

世界中のいろんな人に会い、様々な文化に触れ合いたいという想いがあふれ、

お会いした時は、まるで15年前の僕を見ているようでした。笑



勢いがあり、なんでも自分の手で実現してしまおう!というエネルギーで溢れて

いるのです。僕の分身みたいに見えました。

いや〜でも、本当に嬉しかったです。

速攻で僕らの後輩、りつたくんに連絡を入れ、合流。

地球一周の旅のテクニックを伝授させて頂きました。



でも、あの短時間では何も伝授できていません。4月の出発までに時間が足りない

のです。時間の許す限り彼にいろんなことを教えないといけないのです。それには

理由があります。



地球を旅すること

by kamshots"Liberty"on Flickr's CC




彼の旅プランの中に「イラン行き」が入っているのです。

僕ら旅人が躊躇するイラン行きです。勢いで行くことは誰でもできます。

言われているほど危なくないという声も聞こえてきます。確かにそうです。



でも、若さと勢いだけで行こうとしていないか?というところが心配なのです。

行かないほうがいいということではありません。もちろんあまりお薦めはできませんが、

日本は自由な国です。一人の想いを他人が規制することはできません。



でも、社会的に、その渡航が妥当かどうかは大人として考えるべきだと思うのです。

実際に彼はこの旅にスポンサー協力を得て渡航します。

スポンサーさんの看板を背負っているということは彼も充分に認識していると思います

が、念のため意識の確認をしていくことが必要なのです。



こうやっていうと、なんだか彼の旅に対して、否定的な感じにも聞こえますが、でも

決してそうではありません。後輩のりつたくん、みくちゃんが地球一周の旅に出発した

ときもそうでした。かなり念には念を押して、そして、散々、注意事項を投げて考えて

もらいました。



危機管理能力を自分で見つめ直すということがとても重要なのです。



なんせ、僕ら日本人は温室育ちです。沖縄なんか20倍は温室です。



こんなに平和な状態はないのです。



その意識を彼も持っているとは思うのですが、なんせまだ1度しかお会いしたことが

ないので、どのぐらい持っているのかこれからもっと会って確かめたいです。



おそらく本人もこの僕の思いをココで読んでいると思うので、敢えて書きますね。



長濱さん。僕らは長濱さんの旅のことを否定的に捉えているわけではないですよ。

これは勘違いしないでくださいね。帰国したときの可能性を考えると何らかの事件、

事故に巻き込まれて、途中帰国、または帰らぬ人となって欲しくないのです。

同じ旅する人の気持ちが分かるものとして、旅を成功させて欲しいのです。

だから、出発まで口酸っぱく言うと思います。そのことを理解して欲しいのです。



お願いします。



地球一周の旅って全ての能力が試されます。持っている技術、人間力、そして感情

制御。とても普通の旅とは違いすぎます。

様々な能力を全発揮して旅を成功に繋げることができるのです。



こういっている間に、世界は動いています。

彼と会っている間にもエジプトのカイロで爆発がありました。。。。



僕らが滞在した宿のすぐ目の前でです。











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Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00 │ 【今日のトピックス】