2009年03月10日

キロロではダメ

旅行に行くと、現地の人と仲良くなることがありますよね?というかそのために

旅行に出かけるという人もいるぐらいなので、それが当然だという人もいるのかも

しれません。



日本人が現地の人と打ち解ける最高な方法というのがあります。

もういわなくてもわかりますよね?「折り鶴?」んー、まー確かにそうです。

ウケはいいです。しかし、若干アカデミックな感じで人によっては「ふ〜ん、それで?」

みたいなこともあったりします。



しかし、それは定番中の定番です。



現地で知り合った人の名前を書道、筆で書いてあげるとこれまた喜んでくれます。

これは最高です。意外とその書いた物が売れたりもするんです。



例えば、「エリック」という人の名前を「襟久」という風に書いたりすると現地の人は

感動して、「wonderful」と言ってくれます。あ、すみません。漢字文化圏以外の国での

話です。漢字文化圏だと、「ひらがな」で書いてあげてもいいかもしれませんね。



キロロではダメ

by tinou bao"oh baby"on Flickr's CC




現地の人の心を掴むということは、何も楽しませるだけのことではありません。

現地の人を味方につけることで、防犯にも繋がるということを頭に入れておいて欲しい

のです。

彼らも人間です。心を許した人間にはやっぱり仲良くしようという気持ちも出て来て

おかしくないのです。



仲良くなるには、いろんな方法がありますが、以外にも日本の歌がウケたりすることが

あります。日本の伝統的な歌はよく知られていて「サクラ」なんかはほとんどの国に

行くと、みなさんがワンフレーズぐらいは歌えたりするのです。しかし、現地の人は

それに飽きているということもあります。


そこで、どんな歌を歌ったら現地の人にウケがいいのか?という疑問が上がってきます。



歌いやすさで、「キロロ」という話もありますが、実は「キロロ」の歌は哀愁は漂って

いてとても日本的なものの、歌詞が現地人にとっては高度すぎてインパクトが薄いの

です。



なんだか分かるような気がします。笑



同じ島の人なのでなんだか残念な気がします。

それでは、誰の歌がインパクトがあるのか!ということになります。



僕の友人がとある旅行本をみて、あみんの「待つわ」を歌ったところ、それがバカウケ

だったというのです。笑



あの、振り付け、そしてスローテンポ、さらに哀愁ただよう感じ、極めつけは

「待つわ〜〜」とダブルコーラスが入るところなんかは素人の僕らにもとてもシンプルに

できる技術で日本の音楽教育の高さを見せることができるんです。笑



さらに、あの「あみん」の無表情で歌うところが物悲しい感じで、日本的だと

いいます。笑



歌の後半には現地の人もフレーズを覚え「まつわ〜、まつわ〜、いつまでも、まーつーわ」

と合せてくれるというから、大成功ですよね?



僕なんかすぐに西洋人ウケしようと思って、英語の歌とかを歌おうと見栄を張って

しまって、ダメダメなんです。

今回はその友人の話を聞いて、とても勉強になりました。



歌って不思議です。



ありきたりな言い方ですが、国境を越えていきます。

人の心を掴むというのは、こんなにも感動的なんだと実感することでしょう。



旅先でぜひ、漢字を披露したり、歌を歌ったりしていろんな隔たりを超えた人間として

の付き合いをしてください。



「待つわ」も歌ってみてくださいね。

あ、そうそう「待つわ」の歌詞の意味は訳さないでもいいと思いますよ。笑



結構、昼ドラスピリットが入ってますから。。。笑











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Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00 │ 【今日のトピックス】