2009年03月12日

ひと味違うドラエモン

僕らが海外に行った時に必ず寄る場所があります。もちろん状況を見て判断するの

ですが、でもなるだけ行くようにしています。



それはどこかというと、「本屋さん」です。



市民大学の講座でアンケートをとったところ、その場所に「本屋」をと書いてくれる

人いなくて「あ、この楽しみを知らないのかな?」と思い。今日はこの話題にしよう

ということになったのです。



なぜ、本屋にいくのか?なぜ、わざわざ外国語もそんなに読めないのに本屋にいくのか?

気になりますよね?



僕も初めは遊び半分でした。でも、タイ人の友達が言っていた「日本の漫画と現地に

ある漫画は雰囲気が違うよ」という言葉を思い出し、それを見始めて、楽しさに気が

ついたのでした。



ひと味違うドラエモン

by holden caulfield."cartoon massacre"on Flickr's CC




彼が言っていたのは、タイのドラエモンです。動くアニメとは違い、漫画なので、若干

物足りなさを感じますが、書かれている文字がタイ語のためドラエモンが少しおとなし

い感じの雰囲気が出ているのです。笑

タイ人のように両手を顔の前に合せて挨拶でもしそうな勢いです。



台湾でもドラエモンは有名で、溢れるぐらいあちらこちらにいます。

もちろんアニメーション技術でいたるメディアで表現されています。

日本のアニメが外国のフィルターを通るとどう表現されるのか?というのが見所になる

わけです。なので本屋に行くことになります。



今、話題のドラゴンボール実写版なんかもそういう魅力を持っていますよね?

ダメ出しも含め、楽しさ倍増というわけです。



中東のドラエモンはこれまた興味深いものがあります。宗教的に日本のドラエモンでは

当たり前とされているものがカットになる傾向にあります。



たとえば、しずかちゃんの入浴シーン。「きゃー、のび太さんたらー」というあの名

シーンです。

もちろん。アウトです。アラビア語で書かれた漫画、テレビでやっているアニメでも

もちろんです。



前にもこの話題に触れましたが、サザエさんのわかめちゃんのミニスカートもアウトに

なるでしょう。だってあれってパンツ見えてますもんね?

見えてるどころか中東の彼らにとって、あれは肌が露出し過ぎています。

なので、日本のものとは違ってくるのです。



その違いが分かる場所が、本屋だったりするのです。漫画コーナーに行くと置いてあった

りします。買ってお土産にするもよし、覗いてあとで話題にするもよし、僕ら日本の漫画

がどんなふうに海外で受け入れられているのかを充分に楽しめるのです。



こないだ「松川さんは海外にいる間って何してます?」と聞かれました。



普通なら、観光地などに足を運んでいるところなのでしょうが、僕は現地の本屋のような

地元ならではの場所を訪ねていくことが多いですね。



なので、コンビニがもっとも魅力的な観光地のひとつになったりするのです。

台湾のコンビニにも売っている、でも若干雰囲気が違う「午後の紅茶」を見に行ったり、

現地のゲーセンを覗いて、どんな機種があるのかを見て回ったらり、意外と楽しいのが

現地の携帯電話屋さんも楽しかったりします。



日本の携帯電話技術がどれだけずば抜けているのかを実感できたりするんですね。

最近は韓国が日本より優れている場合もありますけどね。

トータルしてそういう部分を楽しむようにしています。



あ、そうそう。話戻って、海外にいるドラエモンのマスコット。

あれってなんで日本にいるものと違いすぎるのでしょうか?不思議ですよね?

中国のあの娯楽施設にいたのもそうでしたが、他でもやっぱり違ったりします。



あれって製造する会社に仕上がりを判断してもらっているのでしょうか?

表情が少しだけ違いますよね?とても気になります。笑











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Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00 │ 【今日のトピックス】