2009年04月02日

出発まであと21日

先日、今月地球一周の旅に出る我弟子「よしき〜」に会ってきました。



本人が僕を旅の師匠と呼んでくれるので、僕は弟子と呼ばせてもらうことになりました。

2人の勝手な判断です。



何故会ったのかは言うまでもありません。出発1ヶ月を切ったので、とても重要なこと

ばかりを話すためです。

まず話したのはお金の管理方法だったのですが、それに釣られていろんな話が飛び出し、

これまた男シンデレラになることろでした。

仕方ないですよね?今月が出発ですから。



彼の場合は出発にとても華やかなステージがあります。出発の模様がFM沖縄で生放送

されるのです。

素敵じゃないですか〜。沖縄を出発して、まず、日本を自転車で北上します。



出発まであと21日

by laurenatclemson"Calvin and the sea"on Flickr's CC



この間、身体と精神力を作り、そして6月にはバンクーバーへ。北アメリカから海外旅が

始まります。



そして、北アメリカから南下していって、中米、南米へと移っていくのです。

もちろん危険な国も通ります。危険なというか日本よりもはるかに治安の悪いエリアを

通るのでそういう言い方になってしまうのですが、やっぱりリアルな話、お金の管理

というのがとても大事になってくるのです。

とても現実的な話をすることになります。



例えば、銃を突きつけられて強盗に遭遇したら、無抵抗のまま取られるだけ取られた方が

いい。その時に犯人と目を合さず淡々と要求に応じることが無難だとかという話が現実的

な話というものです。



さすがにこの話をすると誰もが真剣な目をしますね。

これまで話して来た人もみんなそうでした。

本当にシビアな顔をします。

よしきもそうでした。以前のりつたくんもそうでした。



地球一周の旅というのは「旅行」というよりも「生き抜く」という言葉が一番しっくり

くるのかもしれません。



自分の身体を一番に気遣わないといけないし、お金の管理がうまく出来ていないと、

それはそれは旅自体が多額の借金を抱えて帰ってくることになります。



一人の人間が世界という広い舞台でいかに生きるのか?が最大のテーマになっていくの

だと思います。

1ヶ月を切ると、旅行モードから外れてそういう気持ちになってくるに違いありません。

よしきの目が前回と違っていたのです。



変わらない所は、いろんな人にあって世界中の人と繋がっていく!という姿勢です。

それはとても大事です。



地球一周の旅から帰ってきて、抜け殻になったような人もたくさんいます。

心が虚無な状態になる人が何人もいるのです。

社会に戻って来れないという重度な人もいるのです。そういうことを考えると、具体的な

目標を持ち、そしてこの旅が今後の自分にどうプラスできるのかを考えていく必要もある

のです。



ただ旅すること、ましてや地球一周なんて、もうこの日本では珍しいものでもなくなりま

した。でも、履歴書に書けるわけがありません。

自分の心の中に閉まっておくしかないのです。それだけに自分の旅の業績を世の中に示す

ことができず、意外と落ちてしまうことがあるのです。



まぁ、よしきはジャーナリズムを専攻していたということもあって、世の中を見る目が人

よりも肥えているはずです。



ジャーナリズムが人の心を動かし、社会が変わってきた歴史はたくさんあります。



今は若いだけに、いろんな人からの厳しい目があると思うのですが、でも、よしきには

きっと様々な壁を越えていく力があると思います。。

出発前にして、よしきの熱い想いを聞きました。

やはり地球を一周する人です。僕も熱くなってしまいました。



もっと応援したい。と思った夜でした。










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Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00 │ 【今日のトピックス】