2009年04月15日

「そこで死に絶えるな」

僕らはアメリカという国を常に後回ししてしまうんですね。何故なんでしょう?



恐らく後ででも行けるところ。なんて言うイメージがあるからなのかもしれません。

地球一周の旅の時だって、ほとんど無視してしまったような状態で全然目にも入って

いませんでした。



まぁ、僕自身が何度かアメリカに行ったことがあるということもあって、どうしても

気持ち的にそうなってしまうのでしょう。

なんとなくいつでも行ける感じないですか?経済的にではなく、気軽さがそうですよ。

僕らはそう思ってしまうのです。



でも、最近そうも言っていられなくなってきました。

アメリカの国定公園に魅力を感じ始めてきたのです。なんせ国定公園ですからね。

国が一生懸命守りたいエリアということになるので、それはそれは僕ら人間にも何か

有益なもの?が残っているのでしょう。



オレゴンの自然公園へ行ったことがあるので、なんとなくイメージは沸きます。

あのオレゴンの大自然の中で過ごしたことが今でも想い出に残っていることを考えると、

アメリカの自然系公園も結構捨てたもんじゃないと考えるようになったのです。



「そこで死に絶えるな」

by gregmote"Mid Wave"on Flickr's CC




すると、その矢先、日本のテレビであっちこっち、これまで知られていなかった

国定公園などが紹介され始めてきたのです。

日本人ってすごいよね。レアな所を見つけるととことん探して探してメディアで特集を

組んで、一般の人に広めるよね?まさに日本人的です。

日本人の良い所だとも思います。



なので、僕らもこうやって日本に居ながらにして、夢を見ることができるのです。

さぁ、僕らが今気になっている場所の登場です。やっとです。

旅好きな人の間では、名がとても知られています。



「コヨーテビュート」(別名 The wave)です。



アメリカはアリゾナ州とユタ州の境に、バーミリオン・クリフス国定公園というものが

あります。そこには奇妙な形の岩がせめぎあう不思議な空間があります。

これがね。結構写真見ているとワクワクしてくるんですよ。冒険心をくすぐられる感じ

です。



しかも、なにやら景観保護のために、1日20人という制限がされていて、現地で前日に

10人、3ヶ月前にネットで10人という人数しか入れないということですから、余計に

冒険心はくすぐられるのです。

国定公園の入り口からThe Waveまでは、道もトイレも水もなく、専門ガイドが付いて

いないと行けないぐらいだそうです。夏には40℃以上になるということなので、最低

でも3Lの水を持参することが義務付けられているそうです。まさに秘境ですね。



水3Lで思い出しましたが、オーストラリアのエアーズロックを自転車でトライしようと

死にかけました。

あの感覚がまた蘇ってきました。

秘境と聞くと、なんだかワクワクしますね。僕らだけでしょうか?

旅好きな人たちはきっとそう思いますよね?



海外の秘境には面白いことが書かれています。面白いというととても不謹慎だと言われ

そうですが、

結構、秘境に多いような気がします。



なんて書かれているかというと、



「そこで死に絶えるな!」と注意書きがされていたりします。笑



いや、笑い事ではないのですが、本当に多いです。

なんだかストレート過ぎて笑っちゃうんですよね。

でも、そういうとこでは、意外に死者を出しているんです。

だからそういう注意書きがあるのですが、その注意書きも含めて、日本のみなさんには

秘境を楽しんでもらいながら、現実も見て欲しいなと思います。

トータルで楽しめたらいいなと思います。



僕らは今回の話題でアメリカも行ってみたくなりました。











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Posted by 「地球一周の旅プロジェクト」 沖縄 主宰 : 松川 守 at 07:00 │ 【今日のトピックス】